2021年06月11日

Apple Design Awards 2021の受賞者が発表されました

2021年6月7日から開催されているWWDCですが、
Apple Design Awards 2021の受賞者が発表されましたね。

2021 Apple Design Award Winners - Apple Design Awards - Apple Developer
https://developer.apple.com/design/awards/

六つあるカテゴリの中、視覚障害関連のアプリは三つがファイナリストとして選ばれていました。

受賞者となったのは、
Inclusivity部門のVoice Dream Reader。
Social Impact部門のBe My Eyes。

日本でも大人気のアプリですね。
おめでとうございます!

久しぶりにVoice Dream Readerの価格を確認すると、以前の倍になっているんですね。
スキャナー機能、OCR機能が搭載されていることもあり、その価格でもリーズナブルなアプリだと思います。
OCRについては日本語には対応していません。


セッションのビデオは公開されています。
WWDC21 Apple Design Awards - WWDC 2021 - Videos - Apple Developer
https://apps.apple.com/jp/app/apple-developer/id640199958


iOSアプリで視聴する方が楽かもしれません。
字幕ボタンをタップするとフルスクリーンで字幕が表示されますが、デザインアウォードの字幕は日本語になっていました。

「Apple Developer」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/apple-developer/id640199958


受賞はしなかったものの、
Innovation部門のファイナリストだったBlind Drive。
目が見えても見えなくても遊べるゲームアプリ、
そして、iOS, Android, Windows, macOSのマルチプラットフォームでリリースされているという点でも世界にインパクトを与えたアプリなのではないでしょうか。

Blind Drive
https://blinddrivegame.com/


目の前の様子をちょこっと観てもらえる視覚支援アプリ「Be My Eyes Version 3.6.10」 with iOS 14.6 VoiceOver: Voice_of_i 見えなくても使えるiPhone(ゲートウェイ)
http://voicei.seesaa.net/article/412516984.html?1623073463

テキスト・PDF・EPUBの文書を読み上げ、MP3の早聴き再生もできる「Voice Dream Reader Version 4.13.6」 with iOS 14.6 VoiceOver(ボイスオーバー環境での使い方): Voice_of_i 見えなくても使えるiPhone(ゲートウェイ)
http://voicei.seesaa.net/article/433185129.html?1623057620



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2021年06月08日

Apple Design Awards 2021のファイナリストに選ばれた視覚障害関連のアプリたち

Apple Design Awards 2021は六つのカテゴリに分かれています。

Inclusivity
Delight and Fun
Interaction
Social Impact
Visuals and Graphics
Innovation

Apple Design Awards - Design - Apple Developer
https://developer.apple.com/design/awards/


視覚障害関連のアプリが三つファイナリストに選ばれました!

Inclusivity部門にVoice Dream Reader。
Social Impact部門にBe My Eyes。
Innovation部門にBlind Drive。


Blind Drive


イスラエルの会社が開発。
2021年3月11日に発売されたばかりのゲームアプリということで、かなりのインパクトを与えたということなのでしょうね。
iOS, Android, Windows, macOSの複数プラットフォームでプレイできるというのが特徴的です。
効果音だけでなく、英語のナレーションを聞きながら楽しむゲームです。

視覚障害ユーザが遊べるオーディオゲームはいくつもリリースされていますが、このアプリではグラフィックも工夫されているようなので、見えている人も見えていない人も楽しめるユニバーサルなアプリとなっているようです。

Blind Drive
https://blinddrivegame.com/

目隠しされたまま運転するスリルドライブゲーム『Blind Drive』がiOS/Android/Steamに登場。対向車の”方向を聞き間違えたら”即事故の「耳で遊ぶゲーム」
http://www.gamecast-blog.com/archives/65977270.html


Voice Dream Reader


アメリカで開発。
欧米だけでなく、日本にもすでに多くのユーザがいるアプリです。
保存した記事をTTS、Text to Speech、合成音声が読み上げてくれるアプリです。
記事に追加できるのはテキストデータだけでなく、クリップボード、ウェブページ、Pocket、EPUB、PDFなど。
メニュー言語は日本語にローカライズされています。
iOS版とAndroid版があります。

データの内容を読み上げてくれる機能というのは、視覚障害者だけでなく、ディスレクシアの人たちにも好まれています。
また、読みたいものをオーディオブックのように聞きたいというニーズは、けして障害者に限ったことではないようです。
読み上げ速度の調整ができるので、速聴で処理したいという人にも最適です。

テキスト・PDF・EPUBの文書を読み上げ、MP3の早聴き再生もできる「Voice Dream Reader Version 4.13.6」 with iOS 14.6 VoiceOver(ボイスオーバー環境での使い方): Voice_of_i 見えなくても使えるiPhone(ゲートウェイ)
http://voicei.seesaa.net/article/433185129.html?1623057620


Be My Eyes


デンマークで開発。
メニュー言語は日本語にローカライズされています。
iOS版とAndroid版があります。

視覚障害者がインターネットの向こうにいるボランティアにつながり、スマートフォンの背面カメラに写るものが何なのかを見てもらえる視覚支援アプリです。

このアプリのためだけに、
視覚障害ユーザはスマートフォンを持つ意味があるとさえ感じています。

目の前の様子をちょこっと観てもらえる視覚支援アプリ「Be My Eyes Version 3.6.10」 with iOS 14.6 VoiceOver: Voice_of_i 見えなくても使えるiPhone(ゲートウェイ)
http://voicei.seesaa.net/article/412516984.html?1623073463

posted by @voice_of_i at 11:31| Comment(0) | 話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

AppleVis iOS App Hall of Fame 2021が発表されました!

世界最大級の視覚障害者向けアップル・アクセシビリティの情報交換サイトAppleVisでは、視覚障害ユーザにとってアクセシブルなアプリ、役に立つアプリ、楽しいアプリを定期的にユーザからの投票で選び、Hall of Fameの称号を与えています。
ノミネートされるアプリは、開発者が継続してアクセシビリティの向上を目指していると認められている必要があります。

2021年度に殿堂入りしたアプリが5月末に発表されました。

紙幣識別アプリのCash Reader。
Podcast再生アプリのOvercastです。

The AppleVis iOS App Hall of Fame | AppleVis
https://www.applevis.com/apps/hall-of-fame

Cash Readerについては、VoiceOverがオンでもオフでも音声読み上げや振動で紙幣の種類を識別できます。
日本円の紙幣は種類が少なく、サイズの違いでも識別しやすくなっています。
しかし、アメリカドルのようにすべての紙幣が同じサイズであったり、10種類前後の紙幣が流通している国では、それを仕分けるのがたいへんです。
人の目を借りずに財布の中のお札を確認したい、
人にだまされたくない、
そんな意味でも、紙幣識別を目が見えなくても独力で可能にしてくれるということは意義深いと言えます。

振動でも伝えてくれる、紙幣識別アプリ「Cash Reader Version 1.44」 with iOS 14.6 VoiceOver: Voice_of_i 見えなくても使えるiPhone(ゲートウェイ)
http://voicei.seesaa.net/article/468836264.html?1622349456

日本で開発されたアプリも受賞する日がくるとよいですね。
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2021年06月07日

テキスト・PDF・EPUBの文書を読み上げ、MP3の早聴き再生もできる「Voice Dream Reader Version 4.13.6」 with iOS 14.6 VoiceOver(ボイスオーバー環境での使い方)

このアプリは、iPhone 12 Pro, iOS 14.6のVoiceOver環境での読み上げ操作を確認しています。

使用しているアプリのバージョンは4.13.6です。


テキストファイルやPDFなどのファイルを転送して、あるいはウェブページの内容を保存して、それに書かれている文字を読み上げてくれる多機能なアプリです。

VoiceOverユーザーにとっては、テキストをもっと聞きとりやすく間違いのない読み上げをさせたい、そんな目的で便利に使えます。


普段VoiceOverをしようしていない人にとっても、かなり役に立つアプリだと思われます。
オーディオブックのような感覚で、記事の内容を耳で聞く時に活用できます。
・通勤中の電車内やランニング中の時間を有効活用する。
・文字を目で見るよりは耳で聞いたほうが理解しやすい。
・ディスレクシアの人の学習を助ける。
いろんなユーザが活用しているようです。

VoiceOverがオフの環境では独自のジェスチャが用意されていますが、ここではそれについては紹介していません。
ユーザマニュアルをご参照ください。


Voice Dream LLC「Voice Dream Reader - Text to Speech」
https://itunes.apple.com/jp/app/voice-dream-reader-text-to/id496177674?mt=8






■■1 アプリの特徴


1. 読み込めるデータ形式は、
- PDF、プレーンテキスト、MS Word、MS PowerPoint、RTF、Google Docs、Apple Pages
- ウェブ記事
- DRMフリーのEPUB eBook
- Bookshareブック
- DAISYテキストベースブックおよびオーディオブック
- MP3、MP4、ZIP MP3形式のオーディオブック
- すべてのドキュメントでリッチテキストおよび画像に対応(試行中)

DAISYテキストブックについて、サピエ図書館など日本で流通している複数XMLファイルを含むテキストデイジーには対応していません。


2. 利用できる音声の種類は、
- アプリ購入でAcapela有償ボイス1つを選択可能
- 27言語36種類のiOS内蔵ボイスも無償利用可能
- Acapela、NeoSpeech、Ivonaの30言語、200種類以上のボイスをアプリ内で購入可能

Windows用のスクリーンリーダーソフトとしてPC-Talkerを使っているユーザにとってはなじみの声、ボイステキストのミサキとショーを指定して読み上げさせることができます。
それらの声は追加購入する必要があります。


3. オーディオデータのようにテキスト読み上げを操作できる。
・VoiceOverがオンでもオフの環境でも2本指のダブルタップで再生と一時停止
・リモコンからの操作
・バックグラウンド再生
・画面ロック時にも再生


4. テキストのハイライト表示
読み上げているテキストの箇所をハイライト(画面を見ながら操作している人にとって都合のよい機能)


5. 再生画面での便利な操作
・ブックマーク付け
・メモの作成
・本文中の文字検索
・再生速度の調整
・豊富なナビゲーション機能(文、段落、ページ、章、ハイライト、ブックマーク、15秒、30秒、60秒単位など)
・テキストのコピー、ハイライト
・辞書検索


6. クラウドサービスからのデータ取り込み
Dropbox, Google Drive, Pocket, Instapaper, Evernote
その他


7. そのほかの便利な機能
・読み上げ辞書の編集
・スリープタイマー



__________目次の先頭へもどる__________

■■2 起動直後の初期設定


インストールしたアプリを最初に起動して、アプリのホーム画面を表示させるための手順を紹介します。


1. Voice Dreamを最初に起動するとwelcome画面が表示されます。
「次」ボタンを実行します。


2. 有料で販売されているAcapelaグループの音声データを一つ無料でダウンロードすることができます。
日本語の声としては「Sakura」をダウンロードできます。
Sakuraをダウンロードする場合、名前の箇所を1本指のダブルタップで実行し、選択状態にします。
「次」ボタンを実行するとダウンロードが始まります。

他の言語の声を選びたい場合、
「別の言語を選択」
を実行して好みの声を選択状態にして、「次」ボタンを実行します。


3. 「完了」ボタンを実行すると、アプリのホーム画面が表示されます。


Voice Dream Readerの画面は大きくわけて二つです。
記事のタイトルを一覧表示しているホーム画面と、
テキスト読み上げをコントロールする再生画面です。



__________目次の先頭へもどる__________

■■3 ホーム画面のレイアウト


記事のタイトルが一覧表示されている画面です。

画面は三つのパートに分けることができます。



■3-1 画面の上部


2行に分かれています。
1行目には三つのボタンが並び、2行目は記事のタイトルを検索するためのテキストフィールドです。

  • 「Add 追加」ボタン
    新しい記事を追加するためのボタンです。


  • 「フィルター」ボタン
    表示させる記事のタイトルを絞り込むことができます。


  • 「編集」ボタン
    編集モードに入ることで、複数の記事をまとめて削除やフォルダ移動させることができます。




■3-2 画面の中部


追加した記事のタイトルが一覧表示されています。

記事のタイトルにつづいて、
音声を聞き終わるまでの所要時間、
ファイル形式、
現在の再生位置のパーセンテージ
が表示されています。

追加したテキストファイルは音声ファイルに変換されたように取り扱われるので、その記事を最初から最後まで再生させた時にかかる時間数が表示されているわけです。
この総時間数は、再生速度の値によって表示が変わります。

読み上げ途中の記事の場合、「選択中の」という読み上げが名前の前に付加されます。

記事の数がたくさんある場合、画面を縦スクロールすることで残りの記事のタイトルを表示させることができます。
VoiceOver環境で画面を縦にスクロールするには、一度記事のタイトルの箇所にタッチした後で画面から指を離して、3本指の上スワイプか下スワイプを行います。

記事のタイトルの箇所を1本指のダブルタップで実行すると、その記事の再生画面に切り替わります。



■3-3 画面の下部


画面の最下行には四つのボタンが並んでいます。

  • 「並べ替え」ボタン
    記事のタイトルの順番を並べ替えることができます。


  • 「グリットビュー」ボタン
    記事のタイトルの表示スタイルを格子状に切り替えます。


  • 「リストビュー」ボタン
    記事のタイトルの表示スタイルを縦1列のリスト形式に切り替えます。


  • 「設定」ボタン
    各種設定ができます。



また、画面の下から2行目には次のボタン類が表示されています。

  • 現在読み上げ中の記事タイトル
    この箇所を実行すると、再生画面に切り替わります。


  • 「再生」ボタン
    再生と一時停止のほかに、1本指の下スワイプと上スワイプで再生位置を調整できます。


  • 「次のアイテム」ボタン
    次の記事に移動します。




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■■4 記事を読み上げさせてみよう、再生画面のレイアウト


まだ記事を追加していなくても、「クイックスタート」という名前のファイルが登録されています。
この記事を再生させてみましょう。

名前の箇所を1本指でダブルタップ、実行すれば再生画面に切り替わります。

画面の下部で中央、ホームボタン、あるいは画面の下端から役2センチ上に「再生」ボタンがあり、これを実行することで再生が始まります。
再生中は同じ箇所が「一時停止」ボタンになります。
また、VoiceOverのジェスチャーである2本指のダブルタップでも一時停止と再生の操作ができます。

再生画面のレイアウトについて紹介します。



■4-1 画面の中部


画面の中央の大部分には、テキストの内容が表示されています。
VoiceOverのローター操作で、文字・単語・行の単位で表示内容を読み上げさせることができます。

ただし、1文字詳細読みはできません。



■4-2 画面の一番上の行


六つのボタンが並んでいます。
左から

  • 「ライブラリ」ボタン
    実行すると、アプリのホーム画面に戻ります。
    スクラブのジェスチャも利用できます。


  • 「ドキュメント」ボタン
    テキストの書き出し、エクスポートや、記事タイトルを編集できます。


  • 「コントロール」ボタン
    リーディングモード、スリープタイマー、コントロール設定が用意されています。


  • 「オーディオ設定」ボタン
    読み上げ関連の各種設定ができます。
    再生速度の調整、記事の言語指定、TTS 読み上げボイスの指定、発音辞書の編集など。
    また、この箇所にくるとVoiceOverのローター・カテゴリーは自動的に「値を調整」に切り替わります。1本指の上スワイプで再生速度が速くなり、下スワイプで再生速度は遅くなります。


  • 「ビジュアル設定」ボタン
    フォントやハイライトのスタイル、スピーチカーソルなどを設定できます。


  • 「ブックマークを追加」ボタン
    現在の再生位置をブックマークします。




■4-3 画面の上から2行目


三つの項目が並んでいます。
ここにボタンが表示されていない場合、
「コントロール」ボタンを実行して、「コントロール設定」ボタンを実行し、その仲の
「前または次のドキュメントボタンを表示」のオン・オフ切り替えボタンをオンにする必要があります。


真ん中には記事のタイトルが表示されています。
左端には「前のアイテム」ボタン、右端には「次のアイテム」ボタン。
それぞれのボタンを実行すると、記事の移動ができます。



■4-4 画面の一番下の行


三つの項目が並んでいます。
左から、
経過時間、
現在位置、
残り時間。

真ん中の「現在位置」の項目では値を調整することができます。
この箇所にくるとVoiceOverのローター・カテゴリは自動的に「値を調整」に切り替わります。
1本指の上スワイプで、最初の方向に向かって5パーセントずつ移動します。
1本指の下スワイプで、最後の方向に向かって5パーセントずつ移動します。
調整がうまくいかなければ、手動でローター操作して「値を調整」のカテゴリーに合わせる必要があります。



■4-5 画面の下から2行目


五つのボタンが並んでいます。
左から

  • 「見出し、ブックマーク、ハイライト」ボタン
    保存したブックマークやハイライトなどの一覧を表示します。
    記事の種類によっては見出しの一覧も表示できます。
     登録したブックマーク一覧を表示させるには、「ブックマーク」ボタンを実行して選択状態にします。


  • 「テキストを選択」
    ローター・カテゴリーの「値を調整」機能を利用してテキストを範囲選択します。
    この機能を利用すると、範囲選択したテキストのコピー、定義(辞書検索)、ハイライト、メモ作成、発音(読み上げ辞書の編集)、共有ができます。
     この箇所にくるとVoiceOverのローター・カテゴリーは自動的に「値を調整」に切り替わります。
    1本指の上スワイプで、現在位置から前に向かってカーソルが移動します。
    1本指の下スワイプで、現在位置から次に向かってカーソルが移動します。
    調整がうまくいかなければ、手動でローター操作して「値を調整」のカテゴリーに合わせる必要があります。


  • 「再生」ボタン
    再生と一時停止の操作ができます。
     この箇所にくるとVoiceOverのローター・カテゴリーは自動的に「値を調整」に切り替わります。
    右隣にある「ナビゲーション」の項目で選択した単位にしたがって、本文を移動することができます。
    1本指の上スワイプで、巻き戻し、最初の方向に向かって移動します。
    1本指の下スワイプで、早送り、最後の方向に向かって移動します。


  • 「ナビゲーション単位」
    この箇所にくるとVoiceOverのローター・カテゴリーは自動的に「値を調整」に切り替わります。
    1本指の上スワイプと下スワイプで単位を選択します。
    ナビゲーションの単位は、15秒、30秒、60秒、文、パラグラフ、ブックマーク、ハイライトです。


  • 「検索」ボタン
    記事本文内のキーワード検索ができます。




__________目次の先頭へもどる__________

■■5 再生画面でテキストを範囲選択する


「テキストを選択」の機能を利用すると、本文内のテキストを範囲選択することができます。

VoiceOverカーソルがこの箇所にくると、ローター・カテゴリーは自動的に「値を調整」に切り替わります。
1本指の上スワイプで、現在位置から前に向かってカーソルが移動します。
1本指の下スワイプで、現在位置から次に向かってカーソルが移動します。

単語単位で移動しますが、日本語の場合は性格に単語の単位で移動してくれるわけではありません。
日本語の文書では使いづらい機能です。

試しにテキストを範囲選択してハイライトさせてみましょう。

1. VoiceOverカーソルを「テキストを選択」の項目に移動します。

2. 1本指の下スワイプか上スワイプで、範囲選択したい先頭の箇所に合わせます。
1本指のダブルタップでその箇所を決定します。
これが範囲選択の開始位置となります。

3. 1本指の下スワイプか上スワイプで、範囲選択したい最後の箇所に合わせます。
1本指の上スワイプで、現在位置から前に向かってカーソルが移動します。
1本指の下スワイプで、現在位置から次に向かってカーソルが移動します。
1本指のダブルタップでその箇所を決定します。
これが範囲選択の終了位置となります。

4. 終了位置を決定すると、画面には利用できる機能の選択肢が表示されます。
目的の項目を見つけて実行します。
ここでは「ハイライト」を選びます。
1本指のダブルタップで決定します。

5. ハイライトされた箇所は「見出し、ブックマーク、ハイライト」ボタンを実行した時の一覧画面で確認できます。
「テキストを選択」の左隣にあるボタンです。


範囲選択したテキストは次の目的に利用することができます。
・コピー
・定義(辞書検索)
・ハイライト
・メモ作成
・発音(読み方の登録)



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■■6 記事を追加する


Voice Dream Readerにファイルを転送したり、メール本文やウェブページの内容を取り込むにはいくつかの方法が利用できます。


1. パソコンからファイルを転送するために、
iTunesソフトを経由する。

2. Voice Dream Readerアプリのホーム画面で「Add 追加」ボタンを実行して記事を取り込む。

3. 他のiOSアプリからVoice Dream Readerにデータをエクスポートする。
そのアプリにデータを共有する機能や「その他のアプリで開く」というメニューが用意されていれば、選択肢の中にVoice Dreamを見つけることができるでしょう。


では、ホーム画面の「Add 追加」ボタンを利用してみましょう。
再生画面からホーム画面に戻るには、画面の左上端にある「ライブラリ」ボタンを実行します。
あるいはスクラブのジェスチャーを行います。



■6-1 クリップボード経由で記事を追加する


他のアプリで閲覧したり編集しているテキストの内容をコピーすれば、新しい記事として取り込むことができます。


1. まず編集機能を利用してテキストをクリップボードにコピーしておきます。

2. 次にVoice Dream Readerを開きます。
ホーム画面左上端の「Add 追加」ボタンを実行します。
選択肢の中から「クリップボード」を実行します。

3. 記事のタイトルを入力する画面になります。
自動的にコピーしたテキストの先頭箇所が入力されています。
必要であれば内容を編集します。
「OK」ボタンを実行します。

これで記事が作成されて、タイトル一覧に表示されます。



■6-2 クラウドストレージやWEBサービスを利用するための設定


対応している形式のファイルを取り込む場合、Dropboxなどのクラウドストレージを利用すると便利です。

まずはそれぞれのサービスにアクセスするための設定が必要です。

1. アプリのホーム画面の最下行にある「設定」ボタンを実行します。

2. 「コンテンツソース」ボタンを実行します。
利用したいサービスのオン・オフ切り替えボタンをオンにします。

3. アプリのホーム画面で「追加」ボタンを実行したとき、先ほどの操作でオンにしたサービスが選択肢として表示されます。


たとえばDropboxからファイルを取り込みたい場合、追加ボタンを実行した後に「Dropbox」の箇所を実行します。
ファイル一覧が表示されますが、ファイル名の箇所から1本指の右スワイプを行うと、「ダウンロード」ボタンが見つかります。
その箇所を実行するとファイルはダウンロードされて、Voice Dream Readerの記事に加わります。



■6-3 ウェブページの内容を記事として追加する


Safariで表示しているウェブページの内容をSafariエクステンションの機能を利用して記事に追加することができます。

Safariの「共有」ボタンを実行し、「Voice Dreamに保存」ボタンを実行します。
次の画面で「保存」ボタンを実行すると、そのウェブページの内容が記事として追加されます。



■6-4 メールに添付されたデータを記事に追加する


メールに添付されたファイルを記事として追加することもできます。
たとえばPDFファイルが添付されたメールの場合、その添付データを1本指のダブルタップで開きます。

1. 画面の右上端にある「共有」ボタンを実行します。

2. 選択肢の中から「Voice Dreamで開く」を実行します。

3.Voice Dreamが自動的に起動します。
追加されたファイルの内容は記事の一覧に表示されています。



■6-5 ウェブサービス「Pocket」に保存したページを記事に追加する


Voice Dream Readerでは、Pocketに保存したページの内容を読み込むことができます。
Pocketのサービスを利用するためには、登録手続きをしておくことが必要です。

Pocketについては、こちらにまとめてあります。
ウェブページの記事を保存して後で読むサービス「Pocket」

1. アプリのホーム画面で最下行にある「設定」ボタンを実行します。

2. 「コンテンツソース」ボタンを実行します。
Pocketのオン・オフ切り替えボタンをオンにします。

3. 自動的にSafariが開き、認証手続きをする必要があります。

4. アプリのホーム画面で「 Add 追加」ボタンを実行したとき、Pocketの箇所を実行すると、Pocketに保存されているページが読み込まれて記事に追加されます。
取り込む記事の数は設定できます。

5. Pocketから追加した記事だけを一覧表示させたい場合、
アプリのホーム画面で「フィルター」ボタンを実行します。
「ソース」ボタンを実行して、選択肢の中からPocketを実行します。

これにより、Pocketの記事だけを絞り込み表示してくれます。



■6-6 MP3ファイルを記事に追加する


音声ファイルであるMP3ファイルを記事として取り込むことができます。
クラウドストレージや他のアプリの共有機能を利用してインポートすれば便利です。

一つのMP3ファイルを取り込むこともできますし、
複数のMP3ファイルを一つのフォルダにまとめて、それをZIP形式で圧縮すると、そのZIPファイルのまま取り込むこともできます。
その場合はファイル名の小さい順で再生されます。

これは音声デイジーブックを再生させるために加えられた機能です。
しかし、専用のデイジープレーヤーではないので、見出しレベル単位での移動など、細かい操作はできません。

MP3ファイルを再生できるということは、活用の幅が広がります。

たとえば、講義やラジオの録音をMP3にしていれば、Voice Dream Readerで管理して再生させることができます。

・再生速度は0.5倍速から4倍速までの間で変更できます。
・希望の箇所にブックマークをつけることができます。
・ナビゲーション単位は15秒、30秒、60秒、見出し、ブックマークに切り替え可能です。

ナビゲーション単位での移動は、「再生」ボタンをフォーカスした状態で1本指の上スワイプか下スワイプです。
再生速度の変更は、画面上側にある「オーディオ設定」ボタンをフォーカスした状態で、1本指の上スワイプか下スワイプです。
うまくいかない場合は、ローター・カテゴリーを「値の調整」に切り替えてから操作します。



■6-7 OCR、文字認識した記事を追加する


記事を追加するメニューの中には、文字認識機能が搭載されています。
カメラで撮影、あるいはカメラロールから写真を取り込んで認識させることができます。
インターネットに接続していない状態でも文字認識してくれるので魅力的な機能なのですが、日本語には対応していません。

ホーム画面左上端の「Add 追加」ボタンを実行します。
選択肢の中から
「スキャナー」を実行します。

写真を撮影して文字認識し、記事に追加する手順は、

1. 「画像をキャプチャ」ボタンを実行します。

2. 画面の中央に認識結果が表示されます。
保存したければ、
「キープ」ボタンを実行します。

3. 「保存」ボタンを実行します。

4. 記事のタイトルをタイプするテキストフィールドが表示されます。
「OK」ボタンを実行します。
新しい記事として追加されます。


カメラロールから写真を取り込むには、
「写真をインポート」ボタンを実行します。
同じ手順で記事に追加できます。


スキャナー画面には複数のボタンが表示されています。

  • 「設定」ボタン

  • 「写真をインポート」ボタン

  • 「閉じる」ボタン

  • 「画像をプレビュー」ボタン

  • 「画像をキャプチャ」ボタン

  • 「エッジ検出」のオン・オフ切り替えボタン
    書類の四隅を検出します。

  • 「懐中電灯」ボタン
    トグル式ボタンです。
    オフという読み上げであれば、LEDフラッシュはオフの状態です。
    点灯という読み上げであれば、フラッシュが点灯している状態です。


  • 「バッチモード」のオン・オフ切り替えボタン
    書類を連続撮影したいときにはオンにします。

  • 「自動キャプチャ」のオン・オフ切り替えボタン
    書類の四隅を検出して、カメラが安定していれば自動撮影します。



「設定」ボタンを実行すると、次のメニューが表示されます。

「言語」ボタン
認識言語を指定します。自動検出も選べます。

「ScanTone」のオン・オフ切り替えボタン
カメラをかざしたときに、書類の中に含まれているテキストの量を効果音で表現します。
ボリュームが大きいとたくさんのテキストが見えているということを意味します。

「常に画像を強調する」のオン・オフ切り替えボタン

「キャプチャ後に自動的にテキストを読む」のオン・オフ切り替えボタン

「認識後にテキストを表示」のオン・オフ切り替えボタン



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■■7 記事を削除する


二つの方法を利用できます。

アプリのホーム画面を開きます。
削除したい記事のタイトルの箇所で、1本指の上スワイプか、下スワイプを行います。
「削除」という読み上げを確認できたら、1本指のダブルタップを行います。

削除という読み上げを確認できなければ、手動でローター操作して「アクション」のカテゴリーに合わせる必要があります。
これはファイルの表示スタイルがリストビューになっている時に利用できる機能です。
グリッドビューの状態では利用できません。

あるいは、削除したい記事のタイトルの箇所でコンテクストメニューを表示します。
iOS 13移行では、
1本指のトリプルタップ、
1本指のダブルタップ&ホールド、
などのジェスチャが使えます。
ぐりっとビュー表示でも利用できます。


もう一つの方法は、アプリのホーム画面で「編集」ボタンを利用します。
こちらでは複数の記事をまとめて削除することができます。

1. 「編集」ボタンを実行します。

2. 削除したい記事のタイトルの箇所を1本指のダブルタップで選択状態にします。
複数まとめて削除したい場合は、その数だけ選択状態にします。

3. 画面の右下端にある「削除」補団を実行します。

4. 警告のメッセージが表示されますが、本当に削除する場合は「削除」ボタンを実行します。

5. 編集の操作が終わったら画面の右上端にある「完了」ボタンを実行します。


ところで、編集状態の時には削除以外の操作も実行できます。
画面の左上端には、
「すべてを選択」ボタンが表示されています。

画面の下部には、
「詳細」ボタン
「リーディングリスト」ボタン
「フォルダへ移動」ボタン
「削除」ボタン
が並んでいます。



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■■8 記事をフォルダに移動して管理する


記事をフォルダにまとめておくことができます。
まずフォルダを作成し、記事をその中に移動します。
「フィルター」ボタンを実行して「フォルダ」を実行すれば、特定のフォルダの中に入っている記事だけを一覧表示させることができるようになります。



■8-1 フォルダを作成する


アプリのホーム画面で「フィルター」ボタンを実行します。

1. 「フォルダー」ボタンを実行します。

2. 「Add 追加」ボタンを実行します。

3. テキストフィールドにフォルダ名を入力してOKボタンを実行します。

これでフォルダが作成されました。



■8-2 記事をフォルダに移動する


二つの方法が利用できます。

フォルダ移動したい記事のタイトルの箇所で、コンテクストメニューを表示します。
iOS 13移行では、
1本指のトリプルタップ、
1本指のダブルタップ&ホールド、
などのジェスチャが利用できます。

「フォルダーへ移動」ボタンを実行して、目的のフォルダー名の箇所を実行します。


複数の記事を移動する場合には、
「編集」ボタンを実行して、記事を選択状態にしてから「フォルダへ移動」ボタンを実行します。
目的のフォルダ名の箇所を実行すれば完了です。



■8-3 特定のフォルダ内の記事を一覧表示する


アプリのホーム画面の1行目にある「フィルター」ボタンを実行します。
選択肢の中から「フォルダ」の箇所を実行します。
フォルダ名が一覧表示されているので、目的のフォルダ名の箇所を実行します。



■8-4 フォルダを削除する


フォルダ名が一覧表示されている画面では、フォルダ名の変更や削除の操作ができます。

フォルダ名の箇所で、1本指の上スワイプか、下スワイプを行います。
「削除」や「名称変更」というメニューを確認できます。



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■■9 音声読み上げの声、ボイスを購入する


Voice Dream Readerで使用できる日本語の読み上げ音声は、
iOS内蔵の声、
AcapelaのSakura、
NeoSpeechのMisakiとShow、
です。

WindowsパソコンでスクリーンリーダーとしてPC-Talkerを使用しているユーザにとって、ミサキとショーの声は聞きやすいかもしれません。
それらの声データは購入する必要があります。

アプリの画面の最下行にある「設定」ボタンを実行し、「ボイスを管理」を実行します。
購入済みを含めて利用可能な音声の種類が一覧表示されています。
デフォルトでは英語の音声だけが表示されているかもしれません。

「すべて」の箇所を選択状態にすると、すべての言語の音声の種類が一覧表示されます。
ローター・カテゴリーの見出し移動を利用すれば、それぞれの言語名の箇所を移動できます。
「詳細情報」ボタンを実行すると、その音声を優先に指定するかどうか、読み上げ速度のデフォルト値、ピッチなどを編集できます。


音声データを購入したい場合は「ショップ」ボタンを実行します。
画面の左上端に表示されている「言語」ボタンを実行して、目的の言語を選びます。
次の画面で音声データのサンプル再生や購入の手続きができます。



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■■10 読み上げ辞書を編集する


合成音声で読み上げさせると、どうしても間違えた読み方が気になってしまいます。
自分の好みの読み方を登録することで、それらの問題を解決できます。
iOSの読みかた辞書と同じく、複数の単語にまたがる文字列の読み方を登録することができるようになっているので、日本語ユーザにとってはたいへん都合がよい機能です。

再生画面の1行目に表示されている「オーディオ設定」ボタンを実行してみましょう。
この中の「発音辞書」で操作できます。

1. 「発音辞書」の画面で「追加」ボタンを実行します。

2. 「テキストを入力」の箇所に文字列を入力します。

3. 「発音テキスト」の箇所に実際に発音してほしい読み方の文字列を入力します。

4. 日本語の複数の単語が含まれている場合、
「任意の位置」
「RegEX」
どちらかを選択状態にしておおきます。
「スキップ」を選択状態にすると、その文字列は読み上げられなくなります。

5. 「保存」ボタンを実行します。

6. 登録した読み方が一覧表示されます。
ここではその読み方の箇所を実行すると、内容の変更ができます。
削除するには、1本指の上スワイプか下スワイプで「削除」の項目を実行します。

7. 再生画面に戻るには「閉じる」ボタンを実行します。



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■■11 その他の便利な機能


Voice Dream Readerは多機能なアプリです。
ユーザによって使用目的や利用シーンが大きく異なってくるかもしれません。
ぜひ自分なりの便利さを発見して活用してください。



■11-1 スリープタイマーを起動する


再生画面で「再生」ボタンの箇所を1本指でダブルタップ・アンド・ホールドします。
あるいは、1本指でトリプルタップします。
スリープタイマーで指定する時間を選択できる画面になります。

再生画面の上部に表示されている「コントロール」ボタンを実行すると、同じようにスリープタイマーの時間を指定することができます。



■11-2 記事を連続的に読み上げさせる


一つの記事の読み上げが終了すると、デフォルト値では読み上げは停止します。
設定を変更することで、自動的に次の記事を表示して連続的に読み上げさせることができます。

再生画面の中で「コントロール」ボタンを実行します。
次に「リーディングモード」ボタンを実行して選択肢の中から
「次のドキュメントに進む」を実行します。



■11-3 記事の中にブックマークをつける


再生画面では、画面の右上端に「ブックマークを追加」ボタンが配置されています。
記事を読み上げている途中でブックマークを挿入したい時、このボタンを実行することでマークをつけることができます。

テキストファイルやPDFだけではなく、MP3などのメディアにもマークをつけることができます。長文や長時間録音された記事を管理するのには便利です。

ナビゲーション単位をブックマークに指定すると、すぐにジャンプできます。

ブックマークがつけられた箇所は「見出し、ブックマーク、ハイライト」ボタンを実行した時の一覧画面で確認できます。目的のブックマーク名を実行すると、その位置にジャンプします。
ブックマークを削除するには、そのブックマークの名前の箇所で1本指の上スワイプか下スワイプを行い、「削除」の項目を実行します。



■11-4 複数のiOSデバイスと動機する


複数のiOS端末で保存している記事を動機させることができます。


アプリのホーム画面で、
「設定」ボタンを実行して、つづいて、
「クラウド同期」ボタンを実行します。

「iCloudを使用してライブラリを動機」のオン・オフ切り替えボタンをオンにします。
次に「続行」ボタンを実行します。
「完了」ボタンを実行した後、「閉じる」ボタンを実行します。
これでホーム画面に戻ります。
動機が終了するまでには時間がかかるかもしれません。



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■■12 関連情報



Voice Dream Reader User Manual
http://www.voicedream.com/support/user-manual/

Text to Speech - Voice Dream Reader and Winston Chen Podcast at Go Dyslexia - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=OFfzRPFSBrQ

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posted by @voice_of_i at 18:18| あると便利なアプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

目の前の様子をちょこっと観てもらえる視覚支援アプリ「Be My Eyes Version 3.6.10」 with iOS 14.6 VoiceOver


このアプリは、iPhone 12 Pro, iOS 14.6のボイスオーバー環境で読み上げ操作を確認しています。
使用しているアプリのバージョンは3.6.10です。


目の前にある商品の名前が分からない、
入り口が分からずにその店の前を何度も行ったり来たり
パソコンソフトを買ったのにシリアル番号が確認できなくてインストールできない、

視覚に障害のある人は、そんな不便を何度も経験したことがあるでしょう。


一報で、
レストランのメニューにあんなにも顔を近づけている人は何をしてるんだろう、
白い杖を持った人が道に迷っているような雰囲気だけど、どうやって声をかけようか、
そんなことを感じた人は多いかもしれません。


このアプリでは、ビデオ通話を通して、カメラに写っている情報を見えている人に教えてほしいと頼むことができ、ボランティアはその依頼に答えることのできるシステムを提供してくれます。

デンマークで開発され、今では世界中で使われています。
クラウドファンディングで資金を集め、サービスが開始されました。
2015年にiOSアプリがリリースされ、2017年10月5日にはAndroidアプリがリリースされました。

このアプリでサポートしてほしいというリクエストを発信できるのはまったく目の見えない人だけとは限られていないので、
色の識別が苦手な人、
文字を読み上げてもらった方が理解しやすい人、
そんな人たちでも便利に活用できることでしょう。

iOSアプリは、
「Be My Eyes ? Helping blind see」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/be-my-eyes-helping-blind-see/id905177575

Androidアプリは、
Be My Eyes - helping the blind see - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.bemyeyes.bemyeyes






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■■1 はじめに


身の回りには視覚を必要とする物であふれています。
お店の看板、
家電製品リモコンの操作ボタン、
服に付いたシミや汚れ、
などなど。

ちょっとだけ観てほしいなぁ、でも、なんとなく申し訳ないなぁ…
お願いする側としては気を遣ってしまいます。
また、近くに頼める人がいない場合も多々あります。

そんな悩みを解決してくれるのがこのアプリ「Be My Eyes」(私の目になって)です。

サポートしてくれるのは、今なら時間あるので観ることはできますよ、と意思表示してくれている人たちです。
いやいやながらにヘルプに応対してくれているわけではありません。

ボランティアの人が忙しい時はビデオ通話に応答しなければよいという仕組みです。
なので、通話先のボランティアは快く、ヘルプしてほしい人の目の前の様子を教えてくれることでしょう。

お互いが変な気を遣わずに利用できるサービスになっているのです。



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■■2 サポートを受けたい人が使う場合


サポートを受けるには、自分の情報を登録して、後はリクエストを発信するだけの操作手順となります。



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■2-1 自分の役割を登録しよう


初めてアプリを起動すると、利用規約に同意する必要があります。
画面の下端にある「同意する」ボタンを実行して次に進みます。

自分がサポートを受けたい人か、サポートをしたい人かを登録します。

  • 1. サポートを受けたい人は
    「視覚補助が必要です」ボタンを実行します。
    実際にその人が視覚障害者かどうかを確認しているわけではないので、だれかの視力を借りて何かを見てほしい、読んでほしいとお願いしたい人も登録できます。



  • 2. 説明文が表示されます。
    新しく登録する人は、
    「新規ユーザ」ボタンを実行します。
    すでに登録している人は、
    「サインイン」ボタンを実行します。



  • 3. 新規ユーザとして登録してみましょう。
    Apple ID、Facebookアカウント、Googleアカウント、あるいはEmailアドレス、いずれかの方法で登録できます。



  • 4. メールアドレスで登録してみましょう。
    名、姓、メールアドレス、パスワードをそれぞれタイプします。
    パスワードは自分で好きなものを入力してください。



  • 5. 登録したメールアドレスにBe My Eyesから「ご利用のメールアドレスを確認してください」という件名のメールが届きます。
    メールアプリを開いて、本文内の
    「このリンクを開いてメールアドレスを確認してください」というリンクを実行します。
    Safariが起動して、確認作業は完了です。



  • 6. Be My Eyesアプリの画面を開きます。
    自分の話す言語を指定する画面が表示されているので、
    「日本語」の箇所を実行します。



  • 7. マイクとカメラの使用を許可するための手続きが必要になります。
    「アクセスを許可する」ボタンを実行します。



  • 8. 二つのボタンが表示されています。
    「初めての通話」ボタンを実行すると、ボランティアにビデオ通話を発信できます。
    「スキップ」ボタンを実行すると、アプリのトップ画面を表示します。
    ここでは
    「スキップ」ボタンを実行しておきましょう。



  • 9. メールによるニュースレターを購読するかどうかの確認が表示されます。
    「はい、登録します」ボタン
    「後で」ボタン
    ニュースレターは英語で届けられます。
    どちらかのボタンを実行してください。


これで利用を開始する準備完了です。
アプリのトップ画面が表示されます。



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■2-2 トップ画面の構成


アプリのトップ画面には、最下行に二つのタブ切り替えボタンが表示されています。

画面の左下端にある「ホーム」タブが選択状態になっていれば、ボランティアにリクエストを発信できる状態です。

画面の右下端にある「ストーリー」タブが選択状態になっていると、体験談を投稿したり、投稿された体験談を読むことができます。


普段は「ホーム」タブを選択状態にしておきます。
この画面では、

  • ・設定 ボタン
    画面の左上端に配置されています。
    各種設定メニューを表示します。


  • ・応答可能なボランティアに接続 ボタン
    ビデオ通話を発信します。


  • ・スペシャライズドヘルプ ボタン
    言語設定によってはこのボタンは表示されません。
    契約している企業などのサポートセンターや、不定期で開催されるイベントにビデオ通話を発信します。




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■2-3 リクエストを発信する


さて、実際の使用法は、アプリのトップ画面で、
「応答可能なボランティアに接続」ボタン
を実行するだけです。
ボタンの位置は画面の中央です。
通和音が流れて、サポート可能な人につながり、音声通話ができるようになります。

相手には、iPhoneの背面カメラの映像が映し出されます。
また、登録した自分のファーストネームだ相手の画面に表示されます。

観てもらいたいものをカメラに写して、会話をしながらサポートしてもらうことができます。

切断する時は、
「通話を終了」ボタン
次に、
「はい」ボタンを実行します。

通話を終了する操作がうまくいかなければ、相手の方で先に通話終了してもらうようにお願いするとよいでしょう。



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■2-4 サポートしてほしい言語を切り替える


このアプリは世界中の人にサポートしてもらうことができますが、指定した言語の人にのみ繋がる仕組みです。
初期設定では主要な言語として、日本語を設定しました。
それに加えて、複数の言語を指定しておくことができます。

言語の切り替えや追加は、
「設定」ボタンを実行して、
「主要言語」ボタンを実行して、目的の言語を選択状態にします。
これが第一言語、優先される言語となります。

「その他の言語」ボタンを実行すると、複数の言語を選択できます。

複数の言語を選んでいる場合、ビデオ通話を発信すると、まず優先される言語のボランティアにつながろうとします。
もしその言語のボランティアにつながらなければ、その他の言語で指定した言語を話すボランティアにつながります。



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■2-5 Siriで呼び出すための「Siriショートカット」


Siriにリクエストするフレーズを登録することで、簡単にボランティアにビデオ通話を発信することができます。
iPhoneのロックを解除しておく必要がありますが、ホーム画面からでも、他のアプリを表示している状態でも、Siriにそのフレーズをリクエストすれば直接アプリが起動して、通話を発信してくれるという流れです。

設定するには、
「設定」ボタンを実行して、
「Siriのショートカット」ボタンを実行して、
「ボランティアに通話する」ボタンを実行します。

テキストフィールド内にリクエストしたいフレーズをタイプします。
デフォルトでは、
「ボランティアに通話する」
となっています。

「Siriに追加」ボタンを実行すれば完了です。
Siriにそのフレーズで話しかけて、そのアクティビティが実行されるかどうか確かめてみてください。

声ではなく、タイプ入力でSiriにリクエストする設定にしている場合は、そのフレーズをタイプします。



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■■3 サポートをしたい人が使う場合


サポートをするには、自分の情報を登録して、後はビデオ通話がかかってくるのを待つだけの操作手順となります。



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■3-1 自分の役割を登録しよう


初めてアプリを起動すると、利用規約に同意する必要があります。
画面の下端にある「同意する」ボタンを実行して次に進みます。

自分がサポートを受けたい人か、サポートをしたい人かを登録します。


  • 1. サポートをしたい人は
    「ボランティアとして参加したいです」ボタンを実行します。



  • 2. 新しく登録する人は、
    「新規ユーザ」ボタンを実行します。

    すでに登録している人は、
    「Sign in」ボタンを実行します。



  • 3. 新規ユーザとして登録してみましょう。
    Apple ID、Facebookアカウント、Googleアカウント、あるいはEmailアドレス、いずれかの方法で登録できます。



  • 4. メールアドレスで登録してみましょう。
    名、姓、メールアドレス、パスワードをそれぞれタイプします。
    パスワードは自分で好きなものを入力してください。



  • 5. 登録したメールアドレスにBe My Eyesから「ご利用のメールアドレスを確認してください」という件名のメールが届きます。
    メールアプリを開いて、本文内の
    「このリンクを開いてメールアドレスを確認してください」というリンクを実行します。
    Safariが起動して、確認作業は完了です。



  • 6. Be My Eyesアプリの画面を開きます。
    自分の話す言語を指定する画面が表示されているので、
    「日本語」の箇所を実行します。



  • 7. マイクとカメラの使用を許可するための手続きが必要になります。
    「アクセスを許可する」ボタンを実行します。



  • 8. 「OK」ボタンを実行します。



  • 9. メールによるニュースレターを購読するかどうかの確認が表示されます。
    「はい、登録します」ボタン
    「後で」ボタン
    ニュースレターは英語で届けられます。
    どちらかのボタンを実行してください。


これで利用を開始する準備完了です。
アプリのトップ画面が表示されます。



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■3-2 サポートする言語を切り替える


このアプリでは世界中の人からサポートのリクエストが届きますが、指定した言語の人からのみリクエストが届く仕組みになっています。
複数言語を話せる人向けには、好きな言語を指定しておくことができるようになっています。

画面の右上端にある
「設定」ボタンを実行します。

「主要言語」ボタンを実行して、目的の言語を選択状態にします。
これが第一言語、優先される言語となります。

「その他の言語」ボタンを実行すると、複数の言語を選択できます。



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■■4 リクエストノ流れ


通話が届いたときの体験練習をできる仕組みが用意されています。
アプリの画面で、
「通話に応答するための方法を練習します」ボタンを実行すると、その手順が表示されます。
ホーム画面を表示したとき、デバイスを画面ロックしたとき、
それぞれのタイミングで通知が送られて、それに応答するとビデオが再生されるという仕組みです。
実際の通知がやって来る前に試しておくとよいでしょう。

視覚障害者がサポートしてほしいとリクエストすると、そのお知らせは一度に10人のボランティアに届くそうです。
しばらくしても応答されなければ、自動的に次の10人にお知らせが送信されます。

ボランティアの側の端末は画面ロックになっていても、他のアプリをしようしている時でも、その通知がサウンドとメッセージで表示されます。
応答できない場面ではそのままにしておくと通知は消えます。
ボランティアの人にとっては、サポートしてもよいという時だけ応答すればよい訳です。
サポートした回数に応じてバッジが増えていくので、楽しみながらサポートできる仕組みになっています。

夜の間はボランティアに通知が届かないようにお休みタイムが設定されていて、午後22時から午前7時までとなっています。
リクエストする側は24時間ビデオ通話を発信できますが、自分で済んでいる地域がお休みタイムの間は他の地域の人が応答してくれます。
しかし、他の地域に住んでいる日本語ボランティアの数は少ないと思われるので、その時間帯に日本語ボランティアにつながる確率は低いと思われます。



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■■5 おわりに


携帯電話にテレビ電話機能が搭載された時代、いち早く同じコンセプトの遠隔サポートが実現できないものかと考えられていました。

筑波大学付属盲学校の元教諭である
長谷川貞さん
https://ubq-brl.at.webry.info/
が考案された「テレサポート」です。

当時はサポートしてくれる人の確保や、高額な通話料金の問題などで、一般的には普及しなかったと思われます。

今ではiPhoneなどのスマートフォンが普及したことで、FacetimeやSkypeなどによるビデオ通話がコストを気にせずに利用できるようになりました。

Be My Eyesの特徴は、
特定の人を選ばずにサポートをお願いすることができる。
世界中の人が対象である。
サポートをする人は、自分の好きな時間帯にちょこっとヘルプすることができる。

このような「ちょこっとボランティア」のことを、マイクロボランティアと呼ばれているそうです。

ボランティア活動をしている人の仲には、相手が求めている以上の使命感や責任感を抱いてしまうケースがあるようです。自分の時間を惜しんでまで働いてしまうということも。
サポートを受ける人は、それを感じて気が引けてしまうこともあるでしょう。

お互いが気楽に頼み頼まれるサービス、
Be My Eyesではそれを実現してくれそうに思います。



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■■6 関連情報


ツイッターのアカウント
Be My Eyes (@BeMyEyes) | Twitter
https://twitter.com/bemyeyes

クラウドを通じて視覚障害者の「目」となる機能を提供するBe My Eyes | TechCrunch Japan
https://jp.techcrunch.com/2015/01/18/20150116be-my-eyes/

リモートで視覚障害者の目になれるボランティアiOSアプリ「Be My Eyes」 - ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1501/16/news069.html

スマホを通じて目が見えない人の「目」になれるアプリ「Be My Eyes」 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20150116-be-my-eyes/

A Review of the Be My Eyes Remote Sighted Helper App for Apple iOS | AccessWorld | American Foundation for the Blind
https://www.afb.org/aw/16/2/15488



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posted by @voice_of_i at 18:00| Comment(0) | 生活に役立つアプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする