2021年03月07日

iOS 14で追加された写真に説明文を追加できるキャプション機能 with iOS 14 VoiceOver

iPhone 12 Pro, iOS 14.4のVoiceOver環境で読み上げ操作を確認しています。

iPhoneのカメラ機能は視覚障害ユーザにとっては欠かせない存在となっています。
日常のワンシーンや旅行先の風景を撮影してSNSで共有したり、テキストを撮影して文字認識させるなど、その用途は広がってきています。
ビデオ録画してYouTubeにアップロードするなど、そんな使い方をしている人も増えているようです。

撮影した写真は「写真」アプリで管理することができるわけですが、
はたして自分が表示させたい写真はどれなのか、
保存しておくべきものはどれなのか、
画面が見えていないと、それを確認するのは容易ではありません。

これまでは、
写真に記録されている日時や場所の情報をチェックしたり、
画像認識の内容を読み上げさせてヒントを得るという方法しかありませんでした。

写真が一覧表示されている状態では、写真の内容の読み上げを最後まで聞いていると、VoiceOverは簡単な説明を読み上げてくれます。

さらに、iOS 14で加わったVoiceOverの「画像を説明」をオンにしていると、機械学習により解析された詳しい内容を読み上げてくれます。
ただし、2021年2月末の時点では、英語でしか表現してくれません。
この機能をオンにするには、設定アプリを開いて、「アクセシビリティ」、「VoiceOver」、「VoiceOver認識」の中で行ないます。ローター・カテゴリに追加しておくと、オンとオフの切り替えが楽になります。

しかし、機械学習では自分が知りたい情報を確実に表現してくれるというわけではありません。

そこで、iOS 14で追加された写真のキャプション機能を利用すれば、テキスト編集して任意の説明文を加えることができます。
視覚障害ユーザ本人がテキストをタイプしてもよいですし、見えている家族や友人にお願いしてもよいでしょう。
写真の整理に役立ちます。






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■1 写真にキャプションを追加する


写真アプリを開き、一覧表示されている中からキャプションを追加したい写真の箇所を実行します。
その写真がフルスクリーン表示されます。

1. 画面の中央を1本指でタッチすると、VoiceOverカーソルはイメージをフォーカスします。
タッチした後で、1本指の上スワイプか下スワイプを行い、
「詳細を表示」と読み上げられたら、1本指でダブルタップして実行します。
もし「詳細を表示」という読み上げがなければ、ローター操作で「アクション」のカテゴリに合わせる必要があります。

2. その写真に関する詳細情報が表示されます。
1本指で右スワイプを続けると、
「キャプションを追加」のテキストフィールドが見つかります。
好みのテキストをタイプします。

3. 画面の右上端にある
「完了」ボタンを実行します。
続いて、画面の左上端にある
「戻る」ボタンを実行します。

これでキャプションが追加されました。



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■2 写真のキャプションを確認する


写真アプリでサムネイルが一覧表示されている状態で、1本指の上スワイプか下スワイプを行います。
日時や縦横などの情報を読み上げてくれますが、その中に追加したキャプションの情報が加えられていることを確認できます。

もしうまく読み上げがされなければ、ローター操作で「その他のコンテンツ」のカテゴリに合わせる必要があります。



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■3 キャプションをキーワードに写真を検索する


写真アプリには検索機能が備わっています。
場所や人物をキーワードに検索できますが、キャプションも検索キーワードの対象です。

写真アプリの「検索」タブを選択状態にします。

検索フィールドにキーワードをタイプすると、そのテキストを含んでいる写真が一覧表示されます。



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posted by @voice_of_i at 10:22| Comment(0) | 豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月13日

Apple Musicのビデオコンテンツを音声ガイドで楽しむ方法について with iOS Accessibility

最近のテレビ番組などのビデオコンテンツには、副音声を利用して音声ガイド、オーディオディスクリプションが付けられるようになってきています。
これは視覚障碍を持つ人向けのサービスですが、台所で料理しながらテレビ番組を楽しみたい人、ラジオのようにテレビの音声を流しておきたい人などにも利用されているようです。


Apple Musicで視聴できるビデオコンテンツにも音声解説が付けられています。

iOS 8から搭載されたオーディオ説明サービスをオンにすることで、ビデオコンテンツと音声ガイドが同時に再生されます。
オーディオブックのように楽しむことができるようになります。


たとえば、こちらのコンテンツは音声ガイド付きです。

小沢健二 & 満島ひかり Tokyo, Music & Us 2017-2018
https://itunes.apple.com/jp/episode/%E5%B0%8F%E6%B2%A2%E5%81%A5%E4%BA%8C-%E6%BA%80%E5%B3%B6%E3%81%B2%E3%81%8B%E3%82%8A/1315885699?mt=5&app=music

このコンテンツのページの中では、次のような説明書きがされています。

>> アクセシビリティ
>> AD
>> 音声解説 (AD) は、視覚に障がいのある方のための場面解説音声です。

音声ガイドをオンにするには、
設定アプリを開いて、「一般」、「アクセシビリティ」、「」オーディオ説明サービス」を実行します。この画面の中で、
「オーディオ説明サービスを使用」のオン・オフ切り替えボタン
この箇所をオンにします。

これにより、コンテンツがオーディオ説明サービス、音声ガイドを提供していれば、コンテンツの再生時には自動的に音声ガイドを聴くことができるようになります。


ところで、上記のビデオはiOS 11で加わったメディア説明サービスにも対応しており、日
本語CCの内容をVoiceOverは音声・点字で出力してくれます。

Apple MusicやiTunes Store内のビデオタイトルでは、再生画面の中で「代替トラック」のボタンを実行することで、音声字幕オプションが表示されます。
日本語AD、日本語CC、日本語SDHが選べるようになっていれば、それを選択状態にします。

ちなみに、
ADとは、Audio Descriptionの略です。
SDHとは、Subtitles for the Deaf and Hard of Hearingの略です。
CCとは、Closed Captionの略です。



2018年1月現在、
Netflixアプリで配信されているコンテンツについて、英語CCの内容はVoiceOverで出力できますが、日本語CCは対応していないようです。
Apple MusicのビデオやiTunes Storeで配信されているコンテンツについては、日本語CC、日本語SDHの出力はできるようになっています。



■ 関連情報


オーディオ説明サービス - iPhone ユーザガイド
https://help.apple.com/iphone/11/?lang=ja#/iph4768b3f5c


字幕とクローズドキャプション - iPhone ユーザガイド
https://help.apple.com/iphone/11/?lang=ja#/iph3e2e23d1


iOS 11 VoiceOverで動画コンテンツのクローズドキャプションを読み上げさせよう! 「メディア説明サービス」: Voice of i -- iPhoneやiPadを音声読み上げで使ってみれば
http://voicei.seesaa.net/article/453619036.html?1515820316


上映中の映画作品を音声解説でバリアフリーにしてくれる「UDCast Ver.3.1.0」 with iOS 10.1.1 VoiceOver: Voice of i -- iPhoneやiPadを音声読み上げで使ってみれば
http://voicei.seesaa.net/article/444802498.html?1515820430
posted by @voice_of_i at 14:02| Comment(0) | 豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月24日

アプリの起動中に表示されるレビュー投稿画面を非表示にする方法

アプリを開いているとしばしば表示されるのが、
このアプリを機に入りましたか、
レビューはまた後で、
など、iTunes Storeのアプリページへの評価を求めてくるメッセージ。


iOS 11では、この評価を求める画面を表示させないようにできます。


設定アプリを開いて、「iTunes StoreとApp Store」の中に入り、
「App内評価とレビュー」の切り替えボタンをオフにします。


自分が気に入ったアプリや改善してほしい内容については、積極的にレビューした方が、ユーザーにとっても開発者にとっても有意義です。

レビュー投稿する場合は、手動でApp Storeアプリを開いて該当のアプリのページを表示させてから、レビュー投稿するとよいでしょう。

posted by @voice_of_i at 23:47| Comment(0) | 豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月17日

Google社のアクセシビリティー窓口への問い合わせ先

Googleは、アクセシビリティー関連の問い合わせ窓口を新設したそうです。
Emailでの問い合わせとなります。

Googleが提供しているプロダクトやサービス全般をカバーするようです。

iOS向けにもGoogleブックスやGoogleマップなど、多くのアプリがリリースされています。

Google Launches Disability Answer Desk
https://coolblindtech.com/google-launches-disability-answer-desk/

受け付けは、月曜日から金曜日までの午前8時から午後5時まで、アメリカの太平洋時間。
返信は72時間以内だそうです。

メールアドレスは、
(disability-support-external@google.com)


ちなみにAppleのアクセシビリティ窓口への問い合わせメールアドレスは、
(accessibility@apple.com)


(注意)
それぞれのメールアドレスは( )で囲んでいます。
括弧の中の文字列がメールアドレスとなります。


英語でやり取りできる人は直接アクセシビリティ窓口に問い合わせると、具体的な回答が得られると思われます。

posted by @voice_of_i at 21:49| Comment(0) | 豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする