2016年07月28日

(アーカイブ) iOS 9で追加されたiPad向けのマルチタスク機能「スライドオーバーとスプリットビュー」 with iOS 9.3.1 VoiceOver

iPad Air 2, iOS 9.3.1のボイスオーバー環境で操作を確認しています。

iOS 9では対応するiPadであれば、スライドオーバーとスプリットビューという機能を利用することができます。

「Slide Over、スライドオーバー」
あるアプリを開いている時に、いつでも任意のアプリの画面を呼び出して表示させることができます。
たとえば、メールの本文を読んでいて調べたい単語がある場合、辞書アプリを呼び出して単語検索するといった使い方ができます。

スライドオーバーで表示されるアプリのことをサイドアップと呼んでいます。


「Split View、スプリットビュー」
一つの画面に二つのアプリを同時に表示させて仕様することができます。
たとえば、左側の画面にSafariアプリを表示させておき、
右側の画面でメモアプリを開いておくという使い方です。
ウェブページを閲覧している時にメモアプリにコピーしたい箇所があれば、コピー&ペーストの操作がそれぞれの画面を表示させている状態で実行できます。

画面の右側に表示されるアプリのことをサイドアップと呼んでいます。


これらの機能を利用するためには、
設定アプリを開いて、「一般」→「マルチタスク」→「複数のAppを許可」の項目がオンになっている必要があります。




■1 スライドオーバー


あるアプリを開いていて、いつでも任意のアプリを呼び出したい時に活用できます。

対応しているiPadは、
iPad Pro、iPad Air 以降、iPad mini 2 以降です。
(2016年5月現在)


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■1-1 サイドアップスイッチャーの表示


●ステータスバーにタッチした後で3本指の左スワイプ
まず画面の上端に表示されているステータスバーにタッチして読み上げさせます。
次に3本の指を右から左に向けてスーッと滑らせてからピッと離します。
画面のどこで実行してもかまいません。

VoiceOverがオフの時の標準ジェスチャーは、画面の右端から1本指で左スワイプです。

スライドオーバーで呼び出せるアプリの一覧が表示されます。

目的のアプリ名を実行すると、そのアプリがスライドオーバー機能で呼び出されます。

一度サイドアップスイッチャーで選択したアプリは、次からのスライドオーバー操作で直接表示されることになります。


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■1-2 再びサイドアップスイッチャーを表示させる


スライドオーバー機能でサイドアップが表示されている画面で、もう一度
ステータスバーにタッチした後で3本指の左スワイプ
を実行します。

サイドアップが表示されている画面のステータスバーは画面の右側だけになるので気を付けておく必要があります。

VoiceOverがオフの時の標準ジェスチャーは、画面の上端から1本指で下スワイプです。


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■1-3 サイドアップを閉じる


スライドオーバーで表示されているサイドアップのアプリ画面を閉じるには、画面の左側に表示されている「閉じる」ボタンを実行します。



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■2 スプリットビュー、画面を分割する


一つの画面に二つのアプリを表示させます。
スライドオーバー機能で表示されていたサイドアップを画面の右側に表示させることができます。

すべてのアプリで画面分割できるわけではありません。
画面分割されると、二つのアプリの間にはサイドアップ分割線が表示され、ボイスオーバーの読み上げで確認することができます。


対応しているiPadは、
iPad Pro、iPad Air 2 以降、iPad mini 4です。
(2016年5月現在)

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■2-1 二つのアプリを一つの画面に表示させる


●サイドアップ分割線を1本指でダブルタップ
まずはスライドオーバーの操作でサイトアップを表示させます。
画面の中央部分にはサイトアップ分割線が表示されています。
もしサイドアップ分割線が表示されていなければ、そのアプリでは画面分割に対応していません。

1本指で画面にタッチして、そのまま指を左から右に向けて滑らせていきます。
「サイドアップ分割線」という読み上げを確認できたら、画面から指を離します。
画面のどこでもよいので、1本指でダブルタップします。
スライドオーバー機能で表示されていたサイドアップが、画面の右側に表示されます。

たとえばSafariを開いた状態で、スライドオーバー機能によりサイドアップとしてメモアプリを選択していた場合、
画面の左にSafariアプリが、画面の右側にメモアプリが分割表示されるわけです。
ボイスオーバーの音声読み上げはそのことを案内してくれます。


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■2-2 右側の画面のアプリを切り替える


画面分割されている状態で、
ステータスバーにタッチした後で3本指の左スワイプ
を実行します。

サイドアップの一覧が右側の画面に表示されます。
目的のアプリ名を実行すると、そのアプリが右側の画面に表示されます。


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■2-3 左側の画面のアプリを切り替える


一度ホーム画面に戻ってから他のアプリを表示させると、新しく開いたアプリが画面の左側に、サイドアップとして選択したアプリはそのまま画面の右側に表示されます。


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■2-4 スプリットビューを終了する


右側の画面に表示されているサイドアップを閉じて左側のアプリを全画面表示させたい場合、次の手順で実行できます。

二つのアプリが画面分割されている状態でサイドアップ分割線を1本指でダブルタップすると、画面が分割される前の状態に切り替わります。
スライドオーバーの操作でサイドアップを表示させている状態に戻るわけです。
画面の左側に表示されている「閉じる」ボタンを実行すると、サイドアップを閉じることができます。

これにより、画面分割は終了し、左側の画面に表示されていたアプリだけが表示されることになります。

VoiceOverがオフの時の標準ジェスチャーは、分割表示されている画面でサイドアップ分割線を1本指で右方向にドラッグするか左方向にドラッグします。
右方向にドラッグした場合は、右側の画面のアプリを閉じることになります。
左方向にドラッグした場合は、左側の画面のアプリを閉じることになります。


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■2-5 標準ジェスチャーを応用してアプリを閉じる


VoiceOverがオフの環境では、左右に分割表示されたアプリのどちらかを手間無く閉じることができます。
サイドアップ分割線を1本指で右方向にドラッグするか左方向にドラッグするというジェスチャーです。

ボイスオーバーがオンの環境でも、これを実行することはできます。

まずサイドアップ分割線にボイスオーバーカーソルを合わせて、1本指でダブルタップ&ホールドします。
画面にタッチしたままの指で右方向にドラッグするか、あるいは左方向にドラッグします。

右方向にドラッグした場合は、右側の画面のアプリを閉じることになります。
左方向にドラッグした場合は、左側の画面のアプリを閉じることになります。


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■2-6 右側のアプリの表示サイズを変更する


iPadを横向きで表示させている時だけ利用できます。

●サイドアップ分割線を1本指でダブルタップ&ホールド&ドラッグ
二つのアプリが表示されている状態で、サイドアップ分割線を1本指でダブルタップ&ホールドし、そのまま指を右側に滑らせていきます。
適当な箇所で指を画面から離します。
右側のアプリの表示サイズは小さくなります。
小さなサイズから画面の半分のサイズに変更するには、右寄りに表示されているサイドアップ分割線を左側にドラッグします。



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■3 ローター・カテゴリーのアクションメニューを利用する


スプリットビュー(画面分割)の機能に対応したiPadでは、スライドオーバー操作で表示した画面や分割表示されている画面では、サイドアップ分割線が表示されています。
ボイスオーバーカーソルがサイドアップ分割線をフォーカスしている状態では、ローター・カテゴリーのアクションメニューを利用することができます。

ローターのアクションメニューを利用することで、これまでに紹介してきたサイトアップスイッチャーの表示や、スライドオーバーの画面を閉じる操作、画面分割の終了などの操作を手間をかけることなく実行できます。

サイドアップ分割線にボイスオーバーカーソルがくると、ローターは自動的に「アクション」のカテゴリーに切り替わります。
もし上スワイプや下スワイプでアクションのメニューが選べなければ、ローターのジェスチャーでアクションのカテゴリーに合わせる必要があります。


スライドオーバーのサイトアップ分割線で下スワイプをすると、
「サイドアップスイッチャーを表示」
「アプリを閉じる」
「項目を有効にする デフォルトのアクション」
のメニューを実行できます。

スプリットビューのサイドアップ分割線で下スワイプをすると、
「サイドアップスイッチャーを表示」
「右側のアプリを最大化」
「右側のアプリを閉じる」
「項目を有効にする デフォルトのアクション」
のメニューを実行できます。



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■4 Bluetoothキーボードを利用する


ボイスオーバー環境でスプリットビュー機能に対応したiPadを使う場合、次のようなBluetoothショートカットが用意されています。

Ctrl + Option + End
サイドアップ、またはサイドスイッチャーを表示します。
これはタッチジェスチャーの
ステータスバーにタッチした後で3本指の左スワイプ
に相当します。

Ctrl + Option + [
Ctrl + Option + ]
このショートカットを実行すると、
スライドオーバーの画面では、
サイドアップ分割線とサイドアップアプリの表示位置の行き来ができます。

スプリットビューの画面では、
左側のアプリ、サイドアップ分割線、右側のアプリを行き来することができます。


■5 関連情報



Slide Over - iPad ユーザガイド
http://help.apple.com/ipad/9/#/iPad5afb8ee4

Split View - iPad ユーザガイド
http://help.apple.com/ipad/9/#/iPad63ea0cbb
posted by @voice_of_i at 23:49| iPadについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月15日

iPadの日本語かなキーボードを携帯電話のようなテンキースタイルに変更する

iPadでも携帯電話と同じ方式のキーボードを表示させることができます。
キーボードを分割できる設定になっていることが前提です。
 
 
設定アプリを開いて、「一般」、「キーボード」と進み、「キーボード分割」をオンにしておく必要があります。
 
 
さて、日本語かなキーボードを表示している状態でキーボードを分割します。
ジェスチャーを実行するか、ボタンを利用します。
ジェスチャーで分割する方がシンプルです。
 
 
 

■1 ジェスチャーを利用する


ボイスオーバー環境ではスクリーンキーボードの上でスクラブのジェスチャーを行います。
2本の指でアルファベットのZの文字を書くような仕草と表現されたりしています。
 
スクラブとは、2本の指で画面をゴシゴシゴシと擦るような仕草です。
たとえば、2本の指をキーボードの左側にタッチして、そのまま指をつけたまま右側に滑らせます。
まだ指は離しません。
右側から左に滑らせ、さらに左側から右側に滑らせて、ようやく指を離します。
左右の向きでなくても上下方向、斜め方向でも大丈夫です。
とにかくゴシゴシゴシと動かせばよいです。
 
このジェスチャーによってキーボードが左右に分割され、画面の右側にテンキーが表示されます。
左端にはボタン類が表示されます。
 
キーボードを結合する時にもスクラブのジェスチャーを行います。
これで50音順の日本語かなキーボードに変わります。
ちなみに「ア行」が右側に表示されているかもしれませんが、もし左側が好みであればその並び順を変更できるようになっています。
 
 
 

■2 「キーボードを隠す」ボタンを長押しして上方向にドラッグ


キーボードの右下端に「キーボードを隠す」ボタンが配置されています。
1本指でダブルタップ&ホールド、つまり2回タップしますが、2回目のタップでは画面から指を離さずに付けたままにしておきます。
その指を上方向に滑らせます。
関連するボタンが表示されているので、そのボタンの読み上げを確認できたら画面から指を離します。
 
「分割」 キーボードを分割します。
「結合」 キーボードを結合します。
「固定解除」 画面の下に配置されているキーボードを、画面の真ん中に配置変更します。
「固定」 画面の真ん中に配置されているキーボードを、画面の下に配置変更します。
「固定して分割解除」 画面の真ん中に配置されているキーボードを、画面の下に配置変更します。さらに分割されているキーボードを結合します。
 
 
 

■3 関連情報


[iPad]iPad のキーボードが二つに分かれてしまっているので元に戻す方法を教えてください。 | ソフトバンクモバイル
http://faq.mb.softbank.jp/detail.aspx?cid=75873&id=75873&a=102

posted by @voice_of_i at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | iPadについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする