2021年08月30日

Sonosのネットワークスピーカーをカスタマイズするコンパニオンアプリ「Sonos S2」 with iOS VoiceOver

iPhone 12 Pro, iOS 14.7のVoiceOver環境で読み上げ操作を確認しています。
使用しているアプリのバージョンは13.2.2です。

高音質のネットワークスピーカーとしてアメリカでは人気のSonos社ですが、製品の初期設定や利用する音楽配信サービスの指定、楽曲の選択は専用のアプリから行います。

Sonos社の製品はiOSアプリで設定や楽曲を選んでの再生が可能で、アプリはVoiceOverに完全対応していることもあり、海外の視覚障害者にも人気のオーティオメーカーとなっています。

「Sonos」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/sonos/id1488977981

また、WindowsやMacOS向けのアプリもリリースされており、イコライザー調整や楽曲の再生コントロールなどはスクリーンリーダー操作で可能です。

ダウンロード | Sonos
https://support.sonos.com/s/downloads?language=ja






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■1 アプリでアカウントを作成する


Sonos製品をセットアップするにはアプリを使用しますが、まずはSonosアカウントを作成する必要があります。

インストール直後にアプリを開くと、Bluetoothの使用の許可の問い合わせが表示されます。
次に、ローカルネットワーク上のデバイスの検索および接続の確認メッセージが表示されます。

つづいて、案内文が4ページにわたって表示されます。
スキップすることは可能です。

4ページ目には、利用規約に同意するかどうかの問い合わせが表示されます。
「ご利用規約を読む」ボタンを実行します。
次に
「同意する」ボタンを実行します。


1. 新しいシステムを設定するか、既存のシステムに接続するかを選びます。
ここでは
「新しいシステムを設定する」ボタンを実行します。

2. アカウントの作成、あるいはサインインする必要があります。
新規アカウントを作成してみましょう。
「アカウントの作成」ボタンを実行します。

3. メールアドレスとパスワードをタイプします。
パスワードをタイプした後は、キーボード上の「done」ボタンを実行する必要があります。

4. 「私はSonosプライバシーステイトメントに同意します」のオン・オフ切り替えボタンをオンにします。
「アカウントの作成」ボタンを実行します。
登録確認用のメールが送信されます。
 もしも脆弱なパスワードであると表示されていれば、「アカウントの作成」ボタンは実行できません。パスワードを変更する必要があります。

5. メールアプリを開きます。
「Sonosアカウント セットアップの完了」という件名のメールが届きます。
本文内の
「Emailアドレスの確認」というリンクを実行します。

6. Sonosアプリが開きます。
「続ける」ボタンを実行します。

7. 製品の自動検出をするために、位置情報とBluetoothの仕様を許可するかどうかの問い合わせが表示されます。
「許可する」ボタンを実行します。
位置情報の利用確認を終えたら、
「完了」ボタンを実行します。


これで、アプリを使い始める準備ができました。
後は製品を追加する操作となります。

製品が自動検出されると、
「接続する」ボタンを実行して、登録の手続きを進めていくことができます。

手動で追加登録する場合には、
Sonosアプリの「設定」タブを選択状態にして、
「システム」ボタンを実行し、
「製品を追加する」ボタンを実行して、登録の手続きを進めていきます。



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■2 アプリのトップ画面のレイアウト


画面の最下行には五つのタブ切り替えボタンが配置されています。左から、
  • 「マイSonos」タブ

  • 「参照」タブ

  • 「システム」タブ

  • 「検索」タブ

  • 「設定」タブ




■2-1 「マイSonos」タブの画面


画面の左上端には「受信トレイ」ボタンがあり、お知らせなどの情報が届きます。
よく聴く音楽配信サービスやラジオ局、アーティストなどをお気に入りとして表示させることができます。
「編集」ボタンを実行することで、並べ替えや削除ができます。



■2-2 「参照」タブの画面


登録した音楽配信サービスが一覧表示されます。
それぞれの名前の箇所を実行することで、再生したい楽曲やラジオチャンネルを選ぶことができます。

また、他の製品を接続している場合、「TV」や「ラインイン」も選択肢として表示されます。

音楽配信サービスの登録・削除は「設定」タブの画面で操作します。



■2-3 「システム」タブの画面


画面の左上端には「アラーム」ボタンが配置されており、指定した時間に音楽を再生できます。

複数のルームにSonos製品が登録利用されている場合は、その一覧が表示されます。
音楽の出力先やマルチルーム再生の変更ができます。

再生中の楽曲情報も表示されています。



■2-4 「検索」タブの画面


複数の音楽配信サービスが登録されている場合、キーワードで串刺し検索できます。

フィルター検索もできます。
  • ・アーティスト

  • ・曲

  • ・アルバム

  • ・プレイリスト

  • ・ステーション

  • ・ポッドキャストおよびショー

  • ・ラジオのエピソード

  • ・ラジオ番組




■2-5 「設定」タブの画面


製品のカスタマイズができます。

  • ・アカウント
    サインアウト、メールアドレスの変更、パスワードのリセット


  • ・システム
    多くの設定項目が用意されています。
    製品の追加、イコライザー、Trueplay、タッチ操作など。


  • ・サービス&音声, 音楽、ポッドキャスト、音声アシスタント
    音声アシスタント、音楽配信サービスの追加・削除


  • ・アプリの設定
    ハードウェアの音量コントロール、検索履歴の有効化、アプリのリセットなど


  • ・サポート


  • ・データ & プライバシー


  • ・法的事項




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■3 Alexaを利用可能にする


Amazonの音声アシスタントであるAlexaを利用するには、
まずSonosアプリで利用登録をします。
つづいて、Amazon Alexaアプリ側でスマートホームスキルとしてSonosを登録する必要があります。
  • ■5 Amazon AlexaアプリでSonosのホームスキルを有効にする


  • では、SonosアプリでAlexaの利用登録をしてみましょう。
    「設定」タブの画面で、
    「サービス&音声, 音楽、ポッドキャスト、音声アシスタント」ボタンを実行します。
    「音声アシスタントを追加する」ボタンを実行します。

    1. 「Google アシスタント」
    「Amazon Alexa」
    の選択肢が表示されます。

    2. 「Amazon alexa」の箇所を実行して、
    「Sonosに追加」ボタンを実行します。

    3. Sonosの製品が置かれているルームを選択します。
    ルーム名の箇所を実行して選択状態にします。
    「Amazon Alexaの追加」ボタンを実行して、次に進みます。

    4. 「Amazonにサインイン」ボタンを実行します。

    5. Amazonのアカウントをタイプして
    「ログイン」ボタンを実行します。
    VoiceOver環境では、オンスクリーンキーボードによる文字入力は不具合があるかもしれません。ハードウェアキーボードでタイピングするのがよさそうです。

    6. ログインが成功すると、スピーカーからは英語でAlexaが「Hello」とあいさつします。
    「続ける」ボタンを実行します。

    7. Alexaが利用できるようになったことの案内が表示されます。
    ただし、Alexaで利用できる言語は英語です。日本語への変更方法は後述します。
    「続ける」ボタンを実行します。

    8. Alexaがリクエストをききとっているかどうかをチャイムで確認するかどうかの問い合わせです。デフォルトではオフになっています。
    視覚障害ユーザの場合はチャイム音を鳴らす設定にしておくと都合はよいです。
    「チャイムをオンにする」ボタンを実行しましょう。

    9. 「続ける」ボタンを実行します。

    10. 通知の送信を許可するかどうかの問い合わせが表示されます。
    「許可しない」ボタン
    「許可」ボタン
    どちらかを実行して、次に進みます。

    11. Alexaに声でリクエストして音楽を聴くためには、Alexaアプリで音楽配信サービスをリンクする必要があります。
    「Alexaアプリにアクセス」ボタンを実行します。

    12. 「開く」ボタンを実行して、Amazon Alexa アプリを開きます。

    13. Alexaアプリが開き、音楽配信サービスを管理する画面となっています。
    すでに音楽配信サービスを利用していて変更する必要のない場合は、操作は不要です。

    14. Sonosアプリの画面に切り替えます。
    「すでにAlexaで音楽を設定済み」ボタンを実行します。

    15. 「完了」ボタンを実行します。


    Alexaの利用登録が完了すると、スピーカーからAlexaの英語の声が聞こえます。
    もし登録が成功しなければ、もう一度同じ手順を試す必要があります。



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    ■4 Alexaの言語を変更する


    Alexaの言語を日本語に変更しておきましょう。
    デフォルトではアメリカ英語になっています。

    sonosアプリの「設定」タブの画面で、
    「サービス&音声, 音楽、ポッドキャスト、音声アシスタント」ボタンを実行します。
    「Amazon Alexa」ボタンを実行します。

    1. 製品のルームの名前と、自分のAmazonアカウントのメールアドレスが表示されているボタンを実行します。

    2. 「音声言語」ボタンを実行します。
    選択肢の中から
    「日本語」の箇所を実行して、選択状態にします。
    一つ前の画面に戻ると、音声言語の項目が変更されていることを確認できます。


    これでAlexaは日本語でのやり取りができるようになります。



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    ■5 Amazon AlexaアプリでSonosのホームスキルを有効にする


    Amazon Alexaアプリを開きます。
    画面の最下行ににある「デバイス」タブを選択状態にします。

    1. 「スマートホームスキル」ボタンを実行します。

    2. 「スマートホームスキルを有効にする」ボタンを実行します。

    3. 一覧の中からSonos」を見つけて、その箇所を実行します。
    検索機能を利用した方が見つけやすいでしょう。

    4. 「Sonos」のホームスキルの画面が表示されたら、
    「有効にして使用する」ボタンを実行します。

    5. Sonosのアカウント情報でサインインする必要があります。
    「アカウントをリンク」の箇所を実行します。

    6. テキストフィールドにSonosアカウントの情報をタイプして
    「サインイン」ボタンを実行します。

    7. Sonosシステムをコントロールする許可をAlexaに与えます。
    「許可する」ボタンを実行します。

    8. 「続ける」の箇所を実行します。

    9. 「完了」ボタンを実行します。

    10. 「端末を検出」ボタンを実行しておきます。

    11. 「デバイスをセットアップする」ボタンを実行しておきます。



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    ■6 音楽配信サービスを追加する


    Sonosアプリから音楽配信サービスを選んで楽曲を再生させたり、ラジオ局を聴くには、まずはその音楽・ラジオのサービスを登録しておきます。

    「設定」タブの画面で、
    「サービス&音声, 音楽、ポッドキャスト、音声アシスタント」ボタンを実行します。
    「サービスの追加」ボタンを実行します。

    Apple Musicもここで追加できます。
    追加後は、「サービスの追加」ボタンが表示されている画面にその音楽サービスの名前が表示されます。

    サービス名の箇所を実行すると、
    ・アカウントを削除 ボタン
    ・名前の変更 ボタン
    ・アカウントを再認証 ボタン
    これらのボタン操作ができます。


    追加したサービスは、トップ画面の「参照」タブの画面で一覧表示されます。
    また、「参照」タブに表示されている音楽サービスの名前の箇所を実行することで、それぞれのサービスメニューが表示され、目的の楽曲やラジオ局を再生させることができます。

    トップ画面の「検索」タブの画面では、キーワード検索することで、複数の登録済みサービスから串刺し検索できるようにもなっています。


    Sonosアプリから音楽を指定して再生した場合、VoiceOver環境では2本指のダブルタップ、マジックタップで音楽の一時停止と再生の操作を行えます。これはSonosアプリを開いている状態でのみ有効です。



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    ■7 製品のイコライザーを調整する


    「設定」タブの画面で、
    「システム」ボタンを実行します。
    ルーム名と製品名が表示されているボタンがありますが、ここを実行します。
    「EQ」ボタンを実行します。

    ここでは、
    低温をマイナス10からプラス10までの範囲で、
    高温をマイナス10からプラス10までの範囲で、
    「ラウドネス」のオン・オフ切り替えボタンが用意されています。

    低温と高温の値はピッカー操作、1本指の上スワイプか下スワイプで調整します。

    「リセット」ボタンを実行すると、デフォルト値に戻ります。

    また、二つのスピーカーをステレオペアにしている場合など、左右バランス調整するためのスライダーもここに表示されます。



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    ■8 再生中画面を表示する


    画面の下部には
    ルーム名のボタンと再生中の楽曲名が表示されています。

    たとえば、トップ画面で最下行にタブ切り替えボタンが表示されている状態では、
    「システム」タブにタッチして、画面に付けたままの指を上に滑らせると、再生中の楽曲名を確認できます。そこからさらに上に指を滑らせると、ルーム名が表示されています。
    また、楽曲名の左側には音楽サービス名、
    楽曲名の右側には「再生」ボタンが表示されています。

    HDMIケーブルでつないでいるテレビなどの音声が再生中の場合は、楽曲名の代わりに
    「現在、TVを再生中」
    という表示になっています。

    さて、この楽曲名の箇所かルーム名の箇所を実行すると、再生中画面に切り替わります。
    再生コントロールができます。

    • ・予約リスト

    • ・ルーム名

    • ・その他のオプション

    • ・前のトラック

    • ・再生

    • ・次のトラック

    • ・ミュート

    • ・音量調整

    • ・グループ

    上記のボタン類が表示されます。

    「予約リスト」ボタン
    シャッフル、繰り返し、予約リストの編集などができます。
    前の画面に戻るには、画面の右上端にある
    「予約リストを閉じる」ボタンを実行します。


    「その他のオプション」ボタン
    クロスフェード、スリープタイマー、その他の項目が表示されます。
    前の画面に戻るには、
    VoiceOverのスクラブのジェスチャーか、
    「完了」ボタンを実行します。


    再生中画面を閉じるには、画面の左上端にある
    「再生中画面を閉じる」ボタンを実行するか、
    VoiceOverのスクラブのジェスチャーを行います。



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    ■9 Trueplayチューニング


    部屋の環境に適した音質に調整してくれるのがTrueplay機能です。
    テスト音をスピーカーから出力し、それを対応のiOSデバイスのマイクで聞き取るという手順になります。

    TrueplayでSonosスピーカーをチューニングする | Sonos
    https://support.sonos.com/s/article/3251?language=ja

    1. トップ画面で「設定」タブを選択状態にします。

    2. 「システム」ボタンを実行します。

    3. 部屋の名前、製品名の箇所を実行します。

    4. 「Trueplay」ボタンを実行します。

    5. 「トゥループレイ調整」ボタンを実行します。

    6. 「続ける」ボタンを実行します。

    7. iOSデバイスのマイクで製品からのサウンドを聞き取ります。
    約3分間かかります。
    「調整開始」ボタンを実行します。

    8.  案内文が表示されます。
    「続ける」ボタンを実行します。

    9. 案内文が表示されます。
    マイクで聞き取るために、iPhoneの上下をさかさまに持つようにという内容です。
    充電ポートが上に、ステータスバーが下になるように持つわけです。
    「次へ」ボタンを実行します。

    10. 確認のための案内文が表示されます。
    「続ける」ボタンを実行します。

    11. バックグラウンド ノイズのテストを行います。
    室内が静かであるかどうかを確認するわけです。
    数秒でテストは終了しますが、その間VoiceOverの音量は小さくなります。
    テストが終了すると、VoiceOverの音量は元に戻ります。
    テストに成功すると、
    「続ける」ボタンを実行します。

    12. 「調整の準備ができています」ボタンを実行して、次に進みます。

    13. Trueplay調整の間は、スピーカーから「ヒョンヒョンヒョン」というテスト音が大きな音量で再生されます。
    室内を歩き回ってその音をiOSデバイスのマイクで聞き取ります。
    歩いている間はiOSデバイスを上下に往復で動かす必要があります。
    頭から腰にかけての間をゆっくりと動かすわけですが、1秒かけて上から下に動かすつもりで行います。
    「開始」ボタンを実行すると、テスト音が再生されます。

    14. テストが終わると、案内文が表示されます。
    「仕上げ」ボタンを実行します。

    15. iOSデバイスの上下を正しい向きに戻します。
    「次へ」ボタンを実行します。

    16. 「完了」ボタンを実行して、Trueplay調整は終了です。



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    ■9-1 Trueplayのオンとオフ、再調整する方法


    すでにTrueplay調整が終了している場合、オンとオフを切り替えることができます。
    また、別の部屋などで利用したい場合には再調整することができます。

    1. トップ画面で「設定」タブを選択状態にします。

    2. 「システム」ボタンを実行します。

    3. 部屋の名前、製品名の箇所を実行します。

    4. 「Trueplay」ボタンを実行します。

    「トゥループレイ調整」のオン・オフ切り替えボタンが表示されています。
    ここを切り替えることで変更できます。

    「戻る」ボタンを実行すると、テストする画面に切り替わります。



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    ■10 関連情報



    Accessory: Alexaに対応している多機能なネットワークスピーカー、サウンドバータイプの「Sonos Beam」 with iOS VoiceOver
    http://voicei.seesaa.net/article/475576144.html?1591946972


    Accessory: 音声アシスタントに対応している多機能なネットワークスピーカー「Sonos One (Gen 2)」 with iOS VoiceOver

    http://voicei.seesaa.net/article/481082447.html?1618816226

    Accessory: 音声アシスタントに対応しているポータブルで多機能なネットワークスピーカー「Sonos Roam」 with iOS VoiceOver
    https://voicei.seesaa.net/article/483198636.html?1630469551



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    posted by @voice_of_i at 13:49| Comment(0) | アクセサリーの紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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