2021年08月30日

Accessory: Alexaに対応している多機能なネットワークスピーカー、サウンドバータイプの「Sonos Beam」 with iOS VoiceOver

iPhone 12 Pro, iOS 14.7のVoiceOver環境で読み上げ操作を確認しています。

高音質のネットワークスピーカーとしてアメリカでは人気のSonos社ですが、ここではサウンドバータイプのSonos Beamについて紹介します。

iOSアプリで設定や楽曲を選んでの再生が可能で、アプリはVoiceOverに完全対応していることもあり、海外の視覚障害者にも人気のオーティオメーカーとなっています。



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製品のセットアップやカスタマイズをするiOS向けアプリは二つリリースされていますが、2020年6月8日にS2とネーミングされたアプリがリリースされました。
ハイレゾに対応する予定があるなど、今後の新しいサービスを利用できるアプリとなっています。

「Sonos」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/sonos/id1488977981

以前のアプリも引き続きダウンロードできるようになっており、新しいサービスには非対応の旧製品のカスタマイズができます。
Sonos Beamもこちらのアプリでカスタマイズできますが、あえて使う必要はありません。

「Sonos S1 Controller」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/sonos%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9/id293523031

また、WindowsやMacOS向けのアプリもリリースされており、イコライザー調整や楽曲の再生コントロールなどはスクリーンリーダー操作で可能です。

ダウンロード | Sonos
https://support.sonos.com/s/downloads?language=ja






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■1 Sonos Beamの特徴


サウンドバーということでテレビをより良い音で聴くためのスピーカーですが、比較的コンパクトな製品です。

  • ・音声アシスタントとしてAmazon Alexaの利用

  • AirPlay 2対応なので、iOSやMacOSからのメディア音声を再生

  • ・Spotifyやインターネットラジオなどの音楽配信サービスを直接再生

など、多機能な製品です。
テレビ視聴だけでなく、いろんなソースの音楽を気楽に楽しませてくれるスピーカーでもあります。

Amazon Alexaについては、
  • Echoシリーズのスピーカーなどと組み合わせてマルチルーム再生はできない

  • Alexaコール、Alexaの通話機能には対応していない

などのように、Amazon純正のEchoシリーズとまったく同じ機能が利用できるわけではないようです。

複数のSonosスピーカーを持っていれば、マルチルーム再生、すべてのスピーカーで同時再生できたり、ホームシアターとして活用できたりもします。
ファームウェアのアップデートで、将来的にサービスが追加されることも期待できます。

また、iOSやAndroidなどのスマートフォン向けアプリだけでなく、WindowsやMacOSにもアプリがリリースされているので、多くの環境で音楽の再生コントロールが可能です。
スクリーンリーダーに対応しているので、視覚障害者にとってはたいへん都合のよい製品であると言えます。

多機能な製品ですが、Bluetoothには対応していないというのも大きな特徴化もしれません。
音声入力はHDMIポートのみが用意されており、3.5mmのイヤホンジャックは搭載されていません。

Wi-Fiネットワークに接続させる時に気をつけることとしては、2.4GHzに対応しており、5GHzにはつながりません。


筆者はこのSonos Beamをテレビにはつながずに、ブルーレイレコーダーのDIGA DMR-UBZ2030とケーブル接続しています。
DIGAにはHDMIポートがあるものの、音声出力であるHDMI-ARC端子ではありません。
なので、DIGAの光デジタル出力端子からSonos BeamのHDMIポートにつないでいるわけですが、Sonos Beamに付属の光オーディオからHDMIポートに変換するアダプタを利用しています。

筆者は全盲ということもあり、テレビの画面を付ける必要はないので音声だけを聴ければよいのです。
DIGA内蔵の音声読み上げ機能をオンにすることで、その音声ガイドはSonos Beamから出力されて、録画済みの番組視聴や、DVD再生などを楽しむことができています。
テレビのスクリーンをオンにする必要がないので、電気代の節約にもつながるでしょうか…

光デジタル出力させる機器の場合、気をつけることとしては、PCM出力の設定でないとSonos Beamからは音声が出てくれません。



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■2 製品の仕様


Sonosユーザーガイド
https://www.sonos.com/support/ja/sonos-user-guide/index.html#t=sonos-user-guide%2Fbeam%2Fbeam.htm

オーディオ
アンプ
クラスDデジタルアンプ5台。

楕円ウーファー
4つのフルレンジウーファーが、中音域のボーカル周波数帯と深みのあるリッチな低音域を忠実に再生します。

ツイーター
1つのツイーターが明瞭でクリアな高音域を再現します。

マイク
5つの遠距離マイクロホンアレイが高度なビームフォーミングとマルチチャネル エコーキャンセルを行います。
プライバシー保護のためにLEDが音声マイクに有線接続されており、マイクロホンが有効になっていれば分かるようになっています。

音声コントロール
統合された音声コントロール。

システム要件
HDMI ARCまたは光デジタルオーディオ出力を備えたテレビ、ブロードバンドインターネット、およびSonosアプリ。

ネットワーク
ワイヤレス接続
イーサネットポート
10 / 100 Mbpsイーサネットポート1つ。WiFiの接続が不安定な場合は、お使いのルーターにSonos製品を直接つなぐこともできます。

一般
電源
自動切換 100〜240V、50〜60Hz 2.5A AC 汎用入力。

寸法(高さ x 幅 x 奥行き)
2.68 x 25.63 x 3.94 インチ(68 x 651 x 100 mm)

重量
6.2 lb (2.8 kg)

動作温度
32°F〜104°F (0°C〜40°C)

保管温度
-4°F〜122°F (-20°C〜50°C)

操作
リモコン、音声コントロール、タッチコントロール、Sonosアプリを使用。

対応デバイス
HDMIケーブルを使ってテレビに接続(光アダプターが必要な場合あり)。ケーブルボックスやゲーム機などテレビに接続された音源を再生。

パッケージ内容
Beam、AC電源コード、HDMIケーブル、光アダプター、クイックスタートガイド。



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■3 本体の形状とボタンの位置


サウンドバータイプのスピーカーということでテレビの前に置きやすい形になっています。
横長ですが、100センチというサイズなので、比較的コンパクトです。

ボタンやポート類は本体の背面に配置されています。
左から、
・HDMIポート
・優先LAN
・Wi-Fi接続ボタン(リセット時にも使用)
・電源コネクタ

本体の天面の中央にはタッチパネルがあり、
・音量のアップダウン
・曲スキップ
・再生、一時停止
・マイクのミュート
などができます。

タッチパネルの操作はSonos Oneと同じですが、天面の免責が大きいSonos Beamでは、見えていないと使いにくいです。



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■4 セットアップ作業


Sonosアプリを使ってセットアップ作業を進めていきましょう。
すでにSonos製品を使用しているのであれば、Sonos Beamを新しい製品として追加するだけなので、登録作業は簡単です。

Sonosアプリの初期設定や使い方については、別の記事で紹介しています。
Sonosのネットワークスピーカーをカスタマイズするコンパニオンアプリ「Sonos S2」 with iOS VoiceOver: Voice_of_i 見えなくても使えるiPhone(ゲートウェイ)
https://voicei.seesaa.net/article/483167997.html?1630298962

筆者はSonos Beamをテレビとつなげる代わりにブルーレイ/DVDレコーダーのDIGAとつなぎましたが、DIGAにはARC対応のHDMIポートがなかったので、光デジタルオーディオ出力端子から変換ケーブルでSonos BeamのHDMIポートにつなぎました。
また、ネットワークは有線ではなくWi-Fiにつなぎました。

セットアップ作業はやや時間がかかる印象です。
大きな流れとしては、
●Sonosアカウントの作成
●Wi-Fiネットワークへの接続
●テレビやホームシアターとの連携
●Trueplayチューニング
●音楽配信サービスの追加
となります。

Sonosアプリを開くと、自動的に製品が検出されるかもしれません。
その場合は、
「接続する」ボタンを実行して、登録の手続きを進めていくことができます。

手動で追加登録する場合には、
Sonosアプリの「設定」タブを選択状態にして、
「システム」ボタンを実行し、
「製品を追加する」ボタンを実行して、登録の手続きを進めていきます。

1. しばらくすると、自動検出された製品名が表示されます。
「追加する」ボタンを実行します。

2. 製品を電源につないで、
「続ける」ボタンを実行します。

3. 探索中の製品が見つかると、その製品名が表示されます。
たとえば、
「Beam、ブラック」
というように。
「この製品を設定する」ボタンを実行します。

4. 背面のボタンを押して、チャイムが聞こえたら、ボタンから指を離します。
しばらくすると、
「Sonosがワイヤレスネットワーク上で動作するように設定しましょう」
というメッセージが表示されます。
「続ける」ボタンを実行します。

5. しばらくすると、接続できるWi-Fiネットワーク名が表示されます。
つなげたいネットワーク名を選択状態にして、
「このネットワークを使用」ボタンを実行します。

6. Wi-Fiネットワークのパスワードをタイプして
「続ける」ボタンを実行します。

7. 製品がWi-Fiネットワークに追加されたことが表示されます。
設定を始めるために、
「次へ」ボタンを実行します。

8. 製品を使用する部屋の名前を選択します。
選択肢の箇所を実行して選択状態にしてもよいですし、
テキストフィールドに好みの名前をタイプすることもできます。
「続ける」ボタンを実行します。

9. テレビとホームシアターに接続するための設定が始まります。
「続ける」ボタンを実行します。

10. Subを追加するかどうかの問い合わせが表示されます。
「今はしない」ボタンを実行します。

11. サラウンドを追加するかどうかの問い合わせが表示されます。
「今はしない」ボタンを実行します。

12. 「続ける」ボタンを実行します。

13. ファームウェアのアップデートを確認します。
「続ける」ボタンを実行します。

14. しばらくして、アップデートが終了すると、
「続ける」ボタンを実行します。

15. 製品をアカウントとリンクします。
リンクが完了すると、
「次へ」ボタンを実行します。

16. テレビと接続します。
テレビの電源をオンにして、
「テレビはオンになっています」ボタンを実行します。

17. 付属のHDMIケーブルとテレビをつなげますが、テレビのHDMI-ARCポートにつなぐ必要があります。
「続ける」ボタンを実行します。

18. HDMI-ARCポートのある人は、
「ARCポートを見つけました」ボタンを実行します。
HDMI-ARCポートが見つからない人、あるいは接続の手順をスキップしたい人は、
「ARCポートが見つからない」ボタンを実行します。
筆者は光デジタルオーディオ端子と接続したいので、ここでは、
「ARCポートが見つからない」ボタンを実行して次に進みます。

19. 「ARCがない」ボタンを実行します。

20. 光ケーブルでつないでいる人は、
「次へ」ボタンを実行します。

21. 「続ける」ボタンを実行します。

22. テレビからの音を確認中となります。
「続ける」ボタンを実行します。

23. テレビのスピーカーを無効にするための案内文が表示されます。
「続ける」ボタンを実行します。

24. 「問題なく無効になりました」ボタンを実行します。

25. これで光ケーブルからの音が聞こえます。
もし聞こえなければ、テレビやレコーダー側の設定メニューで光デジタルオーディオ出力がPCMになっていることを確認してください。
「続ける」ボタンを実行します。

26. テレビのリモコンを使うための設定を開始します。
「続ける」ボタンを実行します。

27. リモコンの音量アップボタンを押します。

28. ボタンが押されたことを検出すると、それが案内されます。
「続ける」ボタンを実行します。

29. 音量アップボタンを3回押します。

30. ボタンが押されたことを検出すると、それが案内されます。
「続ける」ボタンを実行します。

31. 音量ダウンボタンを3回押します。

32. ボタンが押されたことを検出すると、それが案内されます。
「続ける」ボタンを実行します。

33. ミュートボタンを3度押します。

34. ボタンが押されたことを検出すると、これでリモコンとSonosコントローラによる音量調整ができるようになったことになります。
「次へ」ボタンを実行します。

35. テレビリモコンの音量ボタンを押した時に、テレビ画面に何か表示されているかどうかの問い合わせが表示されます。
「メッセージが表示される」ボタン
「音量レベルが表示される」ボタン
「何も表示されない」ボタン
ここでは、
「何も表示されない」ボタンを実行しておきます。

36. 別の製品を追加登録するかどうかの問い合わせが表示されます。
ここでは、
「今はしない」ボタンを実行しておきます。

37. この後はTrueplayチューニングと音楽配信サービスの設定のプロセスになりますが、セットアップ終了後でも設定可能です。
セットアップ作業はここで完了しておきます。


この状態ではテレビ音声の他に、SonosアプリやAirPlay2経由で音楽を再生することができます。

音声アシスタントや音楽配信サービスを追加するには、アプリを使用します。
■3 Alexaを利用可能にする - Sonosのネットワークスピーカーをカスタマイズするコンパニオンアプリ「Sonos S2」 with iOS VoiceOver
https://voicei.seesaa.net/article/483167997.html#index3



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■5 テレビの音質を調整する


テレビの音声を再生させている場合、イコライザーとは別の音質調整ができるようになっています。
Sonosアプリで再生中画面を表示させると、
二つのボタンが追加で表示されています。

  • ・ナイトサウンド オン・オフ切り替えボタン

  • ・スピーチ強化 ボタン


ナイトサウンドをオンにすると、
音量が低いとき、静かなサウンドは大きくなり、大きなサウンドは抑制されます。
夜間に小さな音でテレビ視聴するのに適しています。

「スピーチ強化」をオンにすると、
話ことばが強調されて聞き取りやすくなります。



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■6 タッチセンサーを操作する


本体の天面中央部はタッチセンサーとなっていて、音量の変更や曲スキップなどができます。
タッチ操作は1本指で行います。
操作したことのフィードバックとしてビープ音が聞こえます。
中央部には横長の切れ込みを触って見つけることができますが、天面は広いだけに見つけにくいです。ランプの見えないユーザがタッチ操作する時には、その切れ込みが目安となります。

●音量アップ
右側を1回タップ。
長押しすると、押している間は音量が大きくなっていきます。

●音量ダウン
左側を1回タップ。
長押しすると、押している間は音量が小さくなっていきます。

●曲の一時停止と再生
中央部から手前にかけての箇所を1回タップします。

●別の部屋で再生中の音楽に切り替える(グループ化)
中央部から手前にかけての箇所を長押しします。

●次の曲へスキップ
中央部で左端から右端に向けてスワイプします。
ビープ音は「ポ ポ パッ」と三つ聞こえます。

●前の曲へスキップ
中央部で右端から左端に向けてスワイプします。
ビープ音は「ペ ペ ポ」と三つ聞こえます。

●マイクのオンとオフ
後ろの箇所を1回タッチするごとに、マイクのオンとオフが切り替わります。
オンになるときのビープ音は「ポ パ」と、2回目のビープ音は高めの音です。
オフになるときは逆に「パ ポ」と、2回目のビープ音は低めです。
天面の中央部から後ろに向けて指を滑らせると二つの箇所を識別できます。横長の切れ込みと小さな点がありますが、小さな点よりも後ろの箇所をタッチするようにすると反応してくれやすいです。

●音声アシスタントの呼び出し
後ろの箇所を長押しします。
マイクがオフのときにも呼び出すことができます。



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■7 グループ再生


Sonosアプリを使えばグループ再生の指定をすることができますが、Beam本体のタッチ操作だけでも同じようなことができます。

他のSonos製品で再生中の音楽を、Beam本体でもグループ再生させることができます。

他の製品で音楽が再生されている時に、Beam本体の再生/停止の箇所を1秒ほど長押しします。天面の中央部から手前にかけての箇所です。
これにより、Beam本体からも同じ音楽が再生されます。

グループ再生中に再び再生ボタンの箇所を1秒ほど長押しします。
他のグループ製品では再生が継続していても、Beam本体での再生は停止します。

再びBeam本体をグループ再生の一つに加えるためには、再生の箇所を1秒ほど長押しします。



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■8 本体をリセットする


Sonos Beamをリセットするには、

1. 電源ケーブルを抜きます。

2. 電源ケーブルをつないで、背面のWi-Fi接続ボタンを押し続けます。約10秒。
接続ボタンから指を離して、1回クリックします。チャイムの音が聞こえたら、リセットされてセットアップできる状態です。



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■9 関連情報



Beam | Sonos(ソノス)公式オンラインストア
https://www.sonos.com/ja-jp/shop/beam.html

SonosのAirPlay 2対応Wi-Fiスマートサウンドバー「Sonos Beam」を試す | 家電 | Macお宝鑑定団 blog(羅針盤)
http://www.macotakara.jp/blog/category-61/entry-37080.html


Accessory: 音声アシスタントに対応している多機能なネットワークスピーカー「Sonos One (Gen 2)」 with iOS VoiceOver

http://voicei.seesaa.net/article/481082447.html?1618816226

Accessory: 音声アシスタントに対応しているポータブルで多機能なネットワークスピーカー「Sonos Roam」 with iOS VoiceOver
https://voicei.seesaa.net/article/483198636.html?1630469551



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posted by @voice_of_i at 16:29| Comment(0) | アクセサリーの紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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