2021年05月30日

振動でも伝えてくれる、紙幣識別アプリ「Cash Reader Version 1.44」 with iOS 14.6 VoiceOver

このアプリは、iPhone 12 Pro, iOS 14.6のVoiceOver環境で読み上げ操作を確認しています。

使用しているアプリのバージョンは1.44です。


チェコで開発されているアプリで、積極的にアップデートが行われています。
識別可能な国の通貨も少しずつ増えており、2021年5月現在で100近くの紙幣に対応しています。
iOS版とAndroid版がリリースされています。

公式HPは日本語でも公開されています。

ホーム | Cash Reader Banknote reader application for the blind
https://cashreader.app/ja/


視覚障碍者が旅行に出かけて困るのは、訪問先の国のお金を自力で識別しにくいことです。
国によってはサイズで見分けやすくなっていたり、マークで識別しやすい工夫がされているものもありますが、初めて訪れた国の紙幣の種類を覚えるのはたいへんです。
日本では4種類の紙幣が流通していますが、9種類や11種類などの多くの紙幣が流通している国もあります。同じ金額でもデザインによる違いもあります。

そんなときに活躍するのが紙幣識別アプリです。
カメラでかざした紙幣の種類を読み上げてくれるわけです。

Cash readerの特徴としては、
VoiceOverがオフの環境でも音声で紙幣の種類を教えてくれます。
バイブレーション機能が利用できるので、振動の回数で紙幣を識別できます。
通貨のデータをダウンロードしておけば、インターネット接続を必要としません。

「Cash Reader:紙幣を識別」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/cash-reader-%E7%B4%99%E5%B9%A3%E3%82%92%E8%AD%98%E5%88%A5/id1344802905

アプリは無料で入手できますが、識別できるお札の種類には制限があります。
たとえば日本円の場合は、千円札のみが識別可能です。
アプリ内課金によりフルバージョンを購入することで、すべての種類の紙幣に対応します。
また、1か月プラン、1年プランも用意されています。
小旅行の場合は1か月プランをアプリ内課金しておくとたいへん役に立つことでしょう。

Android版のダウンロード先は
Cash Reader:紙幣を識別 - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.martindoudera.cashreader&hl=ja







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■1 アプリを起動する


インストール直後、初めてアプリを起動すると、
「カメラのアクセスを許可する」ボタンを実行して、カメラの仕様を許可する必要があります。

識別したい通貨を選びます。後程設定メニューの中でも選ぶことができるので、ここでは、
「日本円を選ぶ」ボタンを実行しておきましょう。

日本円のデータがダウンロードされます。
「続ける」ボタンを実行します。

アプリの仕様規約が表示されます。
「同意し、アプリの使用を開始する」ボタンを実行します。

これでアプリのメイン画面が表示されます。



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■2 紙幣を識別する操作


メイン画面において、カメラを紙幣に向けてかざすだけの操作です。
通貨の種類、紙幣の額を音声で読み上げてくれます。
VoiceOverがオフの環境でも音声で読み上げてくれます。

暗い場所ではフラッシュライトを自動点灯させるかどうかの設定ができます。

バイブレーション機能をオンにすれば、振動の回数で紙幣の種類を識別することができます。
音声読み上げをさせたくない場合は、サイレンとモードにすることで振動のみで識別できます。

振動で確認する場合、すべての通貨を認識するモードでは機能しません。
一つの通貨だけを識別するように指定しておく必要があります。



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■3 設定メニュー


メイン画面に表示されている「設定」ボタンを実行すると、メニューが表示されます。
アプリ内課金もこの中で行います。

「通貨を選ぶ」ボタン
すべての通貨を識別対象にするか、一つだけを対象にするか指定できます。
バイブレーション機能を利用するには、一つの国の通貨だけを指定しておく必要があります。また、誤認識を防止することにもなるので、必要なければ一つの国だけを指定しておくとよいでしょう。


「バイブレーション設定を開く」ボタン
すべての国の紙幣を識別対象にしている場合は、このメニューは表示されません。
ここでは、指定した通貨の振動パターンを確認することができます。
また、振動のパターンや感覚の長さを変更できます。
サイレンとモードのときだけ機能させるか、常に振動させるかを選べます。


「Siriショートカットを作成」ボタン


「画面の色」ボタン
画面の色を変更します。
白黒表示にするか、初期設定にするか、指定します。


「フラッシュライトの自動点灯」
・暗いところではオンにする、
・常にオフにする、
・常にオンにする、
3パターンの中から指定します。


「識別中の発信音」
紙幣識別中に効果音を鳴らすかどうかの設定です。
発信音をオンにするかオフにするかを指定します。


「カメラの切り替え」
前のカメラか後ろのカメラか、どちらを使うか指定します。


「サイレントモード」
サイレントモードのときの通貨の通知方法を指定します。
・音声で知らせる
・バイブレーションで知らせる
・ハードウェアボタンで識別方法を変更


「紙幣の識別方法」
識別したときに読み上げる内容を指定します。
・・紙幣だけ通知 (たとえば、千)
・・紙幣と通貨を通知 (たとえば、千円)


「アプリの言語を設定する」
Cash Readerアプリのメニュー言語を変更できます。


「検証のための写真を送信」
メイン画面に、「検証のための写真を送る」ボタンを表示するか隠すかを指定できます。
間違えた金額として紙幣を識別した場合に、送るボタンを実行することで、懸賞のためにその紙幣の写真を送信することができます。
アプリの改善に役立てられます。



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posted by @voice_of_i at 01:01| Comment(0) | 生活に役立つアプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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