2021年12月19日

リアルタイムの文字認識が心地よい、画像をAIが解析してくれる視覚支援アプリ「Envision AI Ver.2.3.27」 with iOS 15.2 VoiceOver

このアプリは、iPhone 12 Pro, iOS 15.2 VoiceOver環境での読み上げ操作を確認しています。
使用しているアプリのバージョンは2.3.27です。

「Envision AI」
https://apps.apple.com/jp/app/envision-ai/id1268632314


このアプリは有料購読制になっており、用意されているサブスクリプションのプランは、1か月、1年、一生涯使えるライフタイムプランの3種類です。
14日間はフリートライアルとして無料ですべての機能を試すことができます。

デバイスのカメラを利用することで、様々な視覚支援の機能を盛り込んだアプリになっています。

VoiceOverがオフの環境でも、認識結果を読み上げさせることができます。

オランダで開発されており、2017年11月にアメリカなどでリリースされました。
iOS版につづいて、2019年前半にはAndroid版もリリースされ、Google Play Awards 2019のアクセシビリティ部門で賞を取りました。


操作はまず利用したい視覚支援の項目を選び、カメラでかざしたり、写真を撮影するだけです。
文字認識、風景の説明、色の識別、バーコードスキャン、人をみつける、ものをみつけるなどの機能が用意されています。

特にリアルタイムに文字を認識してくれる機能は、視覚障碍者にとってはとても都合がよく、便利に活用できます。
文字認識については多言語対応で、自動的に言語を判定してくれます。
デバイスの言語環境で使われている言語のみを文字認識の対象に固定させることもできます。

日本語の文字認識や風景の説明については、現時点ではインターネットにアクセスしておく必要があります。
色の検出の他、ラテン語ベースの言語の文字認識については、インターネットにアクセスしていなくても実行させることができます。







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■1 アカウント、サブスクリプションプランの種類、iOSとAndroidで使う場合について


インストール直後のアプリを初めて起動すると、アカウント登録が求められます。
GoogleアカウントやFacebookアカウントでログインすることもできます。

「メールアドレスでログイン」を実行すると、
登録したいメールアドレスと、Envision AIで使用したいパスワードをタイプします。
「Submit」ボタンを実行すると、タイプしたメールアドレス宛に確認メールが届きます。
メール本文内に記載されているhttpsで始まるURLを開くと、登録完了です。
この登録を完了させる操作は48時間以内に行う必要があります。

優良のサブスクリプションプランを購入する場合、「設定」の画面を開いて
「サブスクリプションを確認する」ボタンを実行します。
この画面の中でアプリ内課金の手続きを行うことができます。

プランを購入したにもかかわらず、どのプランも契約していないことになっている場合、
「購入を復元する」ボタンを実行してみてください。


iOSとAndroidの異なるOSで動くデバイスを所有している場合、一つのプランを購入していれば他のOSでもそのプランは有効です。
同じアカウントでログインすることが必要です。
認証するためには電話番号をタイプして、SMSにより認証キーが送られてきます。



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■2 トップ画面の構成


まず画面の一番下の行には五つのタブ切り替えボタンが表示されています。
目的のタブを選択することによりモードが切り替わり、画面に表示されるボタン類は異なります。
左から、
  • 「読み上げ」
    この画面に切り替えると、インスタントテキスト(リアルタイムOCR)、スキャンテキスト(写真を撮影してのOCR)などを利用できます。


  • 「識別する」
    風景の説明、色の検出、バーコードスキャンなどを利用できます。
    色検出は30種類の標準モードと950種類の詳細モードから選べます。


  • 「見つける」
    ・人をみつける
    ・物をみつける
    ・Envisionに学習させる、
    現時点で学習させられるものは顔だけです。


  • 「グラス」
    スマートグラスのエンビジョングラス関連のメニューです。


  • 「設定」
    言語の自動判定や検出する色の種類を指定するなど、設定項目やアプリ内課金のメニューが用意されています。




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■3 各モードの紹介


トップ画面で最下行に配置されているタブを選択することにより、複数の機能を使い分けることができます。



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■3-1 OCR機能「読み上げ」


画面の最下行に配置されている「読み上げ」タブを実行して、選択状態にします。

カメラをかざすだけでリアルタイムに文字認識してくれるのが「インスタントテキスト すぐに読み上げ」です。
写真を撮影して書類を文字認識させるのが「書類を認識 スキャンテキスト」で、複数ページの書類を一括スキャンすることもできます。
その他にもカメラロールから写真を読み込んだり、PDFファイルを読み込んで文字認識させることができます。

画面の左上端には「拡大鏡」ボタンが表示されており、ここを実行することで、文字の拡大、色の反転などを利用できます。
拡大モードを終了するには、再び「拡大鏡」ボタンを実行します。

画面の下から2行目には各種ボタン類が横に並んでいます。



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■3-1-1 インスタントテキスト すぐに読み上げ

「インスタントテキスト すぐに読み上げ」ボタンを実行すると、カメラに写る文字を次々に認識して読み上げてくれます。
このモードでは明るさを自動検知してフラッシュライトが点灯するようになっています。

読み上げモードを停止するには、同じボタンを実行します。

認識された文字は、VoiceOverの1文字読みなどでは確認できません。

読み上げてくれる状態のはずなのに認識されていない場合は、一度読み上げを終えてから、再び読み上げを初めると、うまく動作することがあります。



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■3-1-2 写真を撮影してOCR「書類を認識 スキャンテキスト」

インスタントテキスト すぐに読み上げでは広い範囲を一度に認識処理してくれません。
A4などの書類を文字認識させたい場合は、写真を撮影してから文字認識させると便利です。
このモードでは明るさを自動検知してフラッシュライトが点灯するようになっています。

スキャンテキストには二つのオプションがあり、
「1回」を選択していれば、写真を撮影して自動的に認識結果が表示されます。つまり1ページのみを撮影して認識するわけです。
「バッチ 一括」を選択していれば、複数のページを撮影してから認識処理を開始させることができます。

認識結果はVoiceOverの1文字読みなどで確認できるほか、ファイル保存したり、メールで共有することができます。

「書類を認識 スキャンテキスト」ボタンを実行すると、画面の中央に「写真を撮影」ボタンが表示されます。
その箇所を実行すると写真が撮影され、認識結果の画面に切り替わります。

また、撮影ボタンを実行しなくても、書類の四隅を検知して自動的に撮影する機能が備わっています。
「すべてのエッジを認識 そのままお待ちください」という案内が聞こえると、自動的に撮影されて、認識結果の画面に切り替わります。
A4の書類であれば、およそ30センチから45センチ離れた距離でiPhoneを持っていれば四隅を検知してくれることが多いです。
書類のサイズ、明るさの程度によっても検知の制度は変わります。

書類を撮影するときは、固定大などを利用すれば安定した画質の写真が撮影できます。



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■3-1-2-1 認識結果、リーダーの画面

認識結果の画面では、画面の下部に五つのボタンが並んでいます。

  • 「再生」ボタン
    画面に表示されている認識結果を読み上げてくれます。再生中は「一時停止」ボタンに代わります。
    読み上げ音声の種類や速度の調整は、ヘルプの画面で行います。

  • 「Stop」ボタン
    再生を停止します。
    再生ボタンを実行すると、先頭から読み上げが始まります。

  • 「ライブラリに保存」ボタン
    認識結果に名前を付けて、アプリ内に保存します。

  • 「エクスポート」ボタン
    認識結果を共有できます。
    ・txtファイルとして保存
    ・クリップボードにテキストをコピー
    ・テキストを共有

  • 「翻訳します」ボタン
    認識結果を指定した言語に翻訳します。


一つ前の画面に戻るには、画面の左上端に配置されている「戻る」ボタンを実行するか、スクラブのジェスチャーを利用します。



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■3-1-2-2 複数のページをまとめてOCR

書類を認識 スキャンテキストの機能では、写真を1枚撮影するたびに文字認識処理させるか、複数ページをまとめて撮影、一括スキャンしてから認識を開始させることができます。

写真を撮影する前に「バッチ 一括」ボタンを実行して選択状態にします。
撮影するたびに何ページ撮影したのかを読み上げてくれます。

認識処理を開始するには「撮影が完了しました」ボタンを実行します。
認識結果の画面では、「次のページ」や「前のページ」などのページ切り替えボタンが表示されます。
また、「ページジャンプ」ボタンを実行すると、ページ番号を入力して、そのページをすぐに表示させることもできます。



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■3-1-2-3 ファイルを読み込んでOCR

カメラで撮影した書類だけでなく、すでにカメラロールに保存した写真やPDFなどのデータを取り込んで文字認識させることができます。
「読み上げ」タブが選択されている画面で、「ライブラリ」ボタンを実行します。

「ファイルをインポート」ボタン
あるいは、
「ライブラリからインポート」ボタン
を実行します。

  • 「メガネからインポート」ボタン
    エンビジョングラスに保存されているデータを取り込みます

  • 「ファイルのインポート」ボタン
    ファイルアプリを開いて、データを取り込む

  • 「画像をインポート」ボタン
    カメラロールに保存した写真を取り込む


目的のファイル名の箇所を実行すれば、文字認識された結果が表示されます。



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■3-1-3 ライブラリについて

「インスタントテキスト すぐに読み上げ」以外の方法で文字認識された結果は、アプリ内に保存することができます。
この場所は「ライブラリ」と名付けられています。

認識結果の画面で、
「ライブラリに保存」ボタンを実行します。
ファイル名をタイプして、
「保存する」ボタンを実行すると完了です。


ライブラリを閲覧するには、
「読み上げ」タブが選択されている画面で、「ライブラリ」ボタンを実行します。
保存されているファイル名が一覧表示されています。
目的のファイル名の箇所を実行すると、認識結果が表示されます。

ファイルの削除や名前の変更を行うには、
目的のファイル名の箇所で1本指の下スワイプか上スワイプを行います。



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■3-1-4 認識結果の翻訳機能について

「インスタントテキスト すぐに読み上げ」以外の方法で文字認識された結果は、他の言語に翻訳することができます。

認識結果の画面で、
「翻訳します」ボタンを実行します。

「翻訳前は」の箇所から1本指で右スワイプを1回行うと、原文の言語を選択するボタンです。通常は認識された言語が自動選択されています。
「翻訳後は」の箇所から1本指で右スワイプを1回行うと、翻訳したい言語を選択するボタンです。ボタンを実行して、言語を選択します。
「翻訳します」ボタンを実行してしばらくすると、翻訳された結果が表示されます。

原文表示に戻すには、
「翻訳しますを非表示にする」ボタンを実行します。



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■3-2 風景、色、バーコードにカメラを向ける「識別する」


画面の最下行に配置されている「識別する」タブを実行して、選択状態にします。

画面の下から2行目には各種ボタン類が横に並んでいます。



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■3-2-1 物の名前や風景を教えてくれる「風景を説明する」

説明してほしい物に向けて写真を撮影します。
「風景を説明する」ボタンを実行すれば写真は撮影され解析結果が読み上げられます。
結果は文字でも表示されます。

「説明を保存します」ボタンを実行すると、カメラロールにその写真が保存されます。
写真アプリでその写真を確認すると、解析結果として表示されていた説明分が付けられています。

Envisionに顔を学習させる機能を使って顔写真を登録している場合、風景の中にその登録されている人がいれば、名前を確認できます。



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■3-2-2 色の名前を教えてくれる「色を検出する」

カメラでかざすだけの操作で、色の名前を読み上げてくれます。
「色を検出する」ボタンを実行すると読み上げが始まり、再び同じボタンを実行することで終了します。
このモードでは明るさを自動検知してフラッシュライトが点灯するようになっています。

識別できる色の数は指定することができます。
「設定」タブを選択状態にして、「色の検出」ボタンを実行します。

「標準30色」
「詳細950色」
どちらかを選択状態にします。



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■3-2-3 商品名を教えてくれる「バーコードをスキャンする」

カメラをかざす操作でバーコードを読み取ることができます。
スキャンできた場合には効果音で知らせてくれます。

画面上に商品名が表示されて、「詳細」ボタンを実行すると、より詳しい情報が表示されます。



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■3-3 人や物をみつける「見つける」


カメラで見回す操作で、登録されている人の顔や物を探すことができます。

画面の最下行に配置されている「見つける」タブを実行して、選択状態にします。

画面の下から2行目には各種ボタン類が横に並んでいます。



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■3-3-1 人を探す「人をみつける」

登録されている人の顔写真があれば、カメラに写ったときに効果音とともにその人の名前が読み上げられます。
顔寫眞が登録されていなくても、カメラで顔を検知すると効果音で知らせてくれます。


「人をみつける」ボタンを実行して、カメラで見回す操作です。



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■3-3-2 物を探す「物をみつける「

登録されている物の中から見つけたい物を指定しておくことで、カメラにその物が移ったときに効果音とバイブレーションで教えてくれます。

「物をみつける」ボタンを実行すると、見つけられる物ののリストが表示されます。
目的の物の名前の箇所を実行すると、見回して探し出すモードに切り替わります。

一度に複数の物を対象にできるわけではなく、あくまでも指定した一つの物だけを探し出せる機能です。

物のリストが表示されている画面では、1本指の下スワイプか上スワイプをすることで、
「お気に入り」への追加や削除ができます。



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■3-3-3 顔写真を登録する「Envisionに学習させる」

現時点では、顔写真のみを登録することができます。
物の写真はユーザ自身で登録することはできません。

「顔を学習させる」ボタンを実行します。
少なくとも5枚の顔写真を撮影する必要があります。

「写真を撮影」ボタンを実行して、写真の撮影をつづけます。
デフォルトでは背面カメラで撮影する状態になっていますが、フロントカメラに切り替えることも可能です。

「完了」ボタンを実行すると、名前をタイプする画面に切り替わります。
登録処理が行われます。

登録された顔写真のリストは、
「Envisionに学習させる」ボタンを実行した画面で、認識できる人物として一覧表示されます。
削除するには、名前の箇所で1本指の下スワイプか上スワイプを行います。「削除」と聞こえたら、1本指ダブルタップで実行します。



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■3-4 各種設定「設定」


画面の最下行に配置されている「設定」タブを実行して、選択状態にします。

設定とヘルプのメニューが表示されます。


  • 「アカウントの詳細」ボタン
    登録しているアカウント情報を確認できます。
    参加した日時、購読しているプラン、パスワードのリセット、確認メールの再送、ログアウトなどのボタンが用意されています。

  • 「サブスクリプションを確認する」ボタン
    購読するプランを選択し、購入手続きができます。

  • 「チュートリアルを読む」ボタン
    このボタンを実行した後の画面で「Japanese」の箇所を実行すると、日本語のチュートリアルが表示されます。

  • 「フィードバックを送る」
    開発者に質問やリクエスト、バグレポートを送ることができます。

  • 「通話をリクエストする」
    サポート窓口の人と電話で話したいとき、自分の電話番号を伝えることで、向こうから電話してくれるようにリクエストできます。
    日本語には対応していません。

  • 「ダークモード」のオン・オフ切り替えボタン

  • 「処理中のサウンド」のオン・オフ切り替えボタン
    文字認識など、処理中の効果音の切り替えができます。

  • 「オフラインテキスト認識」のオン・オフ切り替えボタン
    ラテン語にもとづく言語であれば、インターネットにつながっていないときにも文字認識できます。
    ただし、日本語には対応していないので、この箇所がオンになっていると日本語のOCR処理は行われません。

  • 「言語の自動認識」のオン・オフ切り替えボタン
    ここがオンになっていると、認識結果が外国語であればその言語の音声で読み上げます。オフになっていると、デバイス環境で指定されている言語の音声で読み上げます。たとえば日本語環境でiPhoneを使っているのであれば、認識結果が英語であっても日本語の音声で読み上げます。

  • 「段組みの自動検出」のオン・オフ切り替えボタン
    書類を文字認識する時に段組みを自動検出するかどうかの機能です。

  • 「スピーチ」ボタン
    読み上げさせる声の種類と速度を指定できます。

  • 「色の検出」ボタン
    検出する色の数を指定します。

  • 「Siriショートカット」ボタン
    Siriショートカットの登録ができます。

  • 「3D Touchショートカット」ボタン
    コンテクストメニューに表示される項目を編集できます。

  • 「友達と共有」ボタン

  • 「レビューを書く」ボタン

  • 「Envisionについて」ボタン




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■4 共有機能を利用して写真を認識させる


アプリによっては共有機能を利用して、画像データをEnvision AIに送って認識処理させることができます。

たとえば、写真アプリで任意の写真を表示させている状態では、画面の左下端に「共有」ボタンが配置されています。
「共有」ボタンを実行して表示されるメニューの中から、
「Envision it」ボタンを実行します。

メニューの中に該当の項目が入っていなければ、
「共有」、「その他」、「Envision it」の切り替えボタンをオンにする必要があります。オンにした後は「完了」ボタンを実行します。


認識結果が表示されます。
風景の説明と文字認識の結果は画面上に表示されて、
「画像を説明付きで保存する」こともできます。



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■5 その他のアプリで表示されている画像を認識処理させてみる


インターネット上のウェブページを閲覧していたり、他のアプリでニュース記事を閲覧していると、画像を含んでいるコンテンツの多さに気づかされます。
それらの画像の内容が代替テキストで説明されていれば、視覚障害のあるユーザにとっては少しは意味あるものとなりますが、説明なしの画像であればやり過ごすしかない情報となってしまいます。

しかし、ニュース記事の場合、本文に書かれていない文字情報が画像の中には含まれていたり、あるいは本文のテキストよりも役に立つ情報が入っていることもあります。
それらの画像の中の文字や風景をEnvision AIアプリで説明させることができれば、有用な情報源になってくれることでしょう。

アプリによっては、用意されている共有メニューから直接Envision AIアプリに画像データを受け渡して、認識処理させることができます。
また、共有メニューからEnvision AIアプリに送ることのできない場合は、カメラロールに写真や画像を保存することにより、前述の方法、
  • ■3-1-3-3 イメージを読み込んでOCR

  • ■4 共有機能を利用して写真を認識させる

  • これらの手順で認識処理します。

    風景の説明と文字認識の結果は画面上に表示されて、
    「画像を説明付きで保存する」こともできます。



    ■5-1 メールに添付された写真を認識させてみる


    写真などの画像データが添付されたメールを受信すると、本文を表示させた画面から添付ファイルを選んで開くことができます。
    本文の最後の箇所で添付ファイル名の一覧を確認することができます。

    VoiceOverは「添付ファイル」という読み上げに続いてファイルの名前を読み上げ、最後にデータ形式を読み上げます。
    「イメージ」とよみあげられたら、それは画像データです。

    • 1. イメージの添付ファイル名の箇所を実行します。
      画像が表示されます。


    • 2. 画面の下端にある「共有」ボタンを実行します。


    • 3. メニューの中から「Envision it」ボタンを実行します。
      Envision AIの画面に切り替わり、認識結果が表示されます。
      「閉じる」ボタンを実行すると、前の画面に戻ります。




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    ■5-2 Safariで表示されている画像を認識させてみる、カメラロールに保存して


    ウェブブラウザであるSafariアプリでウェブページを閲覧中、表示されている画像は直接Envision AIアプリに受け渡すことができません。
    したがって、その画像ファイルをカメラロールに保存するかダウンロードする必要があります。

    ウェブページに表示されている画像の箇所では、VoiceOverは項目名につづけて「イメージ」という要素名を読み上げます。
    ローター・カテゴリーを「イメージ」に合わせると、画像の箇所を見つけやすいです。

    画像の箇所をフォーカスさせている状態で、1本指のダブルタップ&ホールドを行います。
    あるいは、1本指のトリプルタップを行います。
    コンテクストメニューが表示されるので、その中から
    「写真に追加」ボタンを実行します。
    これでカメラロールに画像データを保存できます。

    保存した画像データを削除するには、
    写真アプリを開いて該当の写真を削除してください。



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    ■5-3 Safariで表示されている画像を認識させてみる、ファイルをダウンロードして


    画像の箇所をフォーカスさせている状態で、1本指のダブルタップ&ホールドを行います。
    あるいは、1本指のトリプルタップを行います。
    コンテクストメニューが表示されるので、その中から
    「写真に追加」ボタンを実行すればカメラロールに保存できるわけですが、もし「写真に追加」というメニューが見つからなければ、画像ファイルをダウンロードすることで操作できます。

    1. 選択肢の中から、
    「リンク先のファイルをダウンロード」ボタンを実行します。
    これで画像ファイルをiOSのファイルアプリ内の「ダウンロード」フォルダの中に保存できます。

    2. ダウンロードされたファイルを表示させるには、Safariの最上部でアドレス入力欄が表示されているメニューバーの右端にある「ダウンロード」ボタンを実行します。

    3. ダウンロードされた最新のファイルが表示されるので、そのファイル名の箇所を実行します。

    4. 画面の下端にある「共有」ボタンを実行します。

    5. メニューの中から「Envision it」ボタンを実行します。
    Envision AIの画面に切り替わり、認識結果が表示されます。
    「閉じる」ボタンを実行すると、前の画面に戻ります。


    ダウンロードした画像データを削除するには、
    ファイルアプリを開き、ダウンロードという名前のフォルダを開き、該当の画像データを削除してください。



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    ■5-4 Twitterの発言に添付されている画像を認識させる


    公式のTwitterアプリでTwitterの発言を閲覧している場合、投稿に添付されている画像をEnvision AIで認識させることができます。
    寫眞アプリで画像を認識したのと同じような手順です。

    まずは公式Twitterアプリでタイムラインを表示します。
    画像が添付されている投稿があれば、その箇所を1本指のダブルタップで実行して、その発言の詳細画面を表示します。
    画像、風景、イメージなどとVoiceOverが読み上げる箇所があれば、それはEnvision AIで認識できる画像です。

    イメージの箇所を実行すると、画像がフルサイズで表示されます。
    画面の右上端にある「その他のアクション」ボタンを実行すると、共有メニューが表示されるので、「Envision it」の箇所を実行します。
    メニューの中に該当の項目が入っていなければ、
    「アクションを編集」を実行して、「Envision it」の切り替えボタンをオンにする必要があります。オンにした後は「完了」ボタンを実行します。



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    ■6 簡単な操作でアプリの機能を呼び出せる「Siriショートカットとコンテクストメニュー」


    目の前にある書類の内容を文字認識したいときの操作は、iPhoneのロックを解除して、ホーム画面からアプリを開き、「インスタントテキスト すぐに読み上げ」ボタンを実行するという手順になります。
    この手順を簡略化することができます。



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    ■6-1 Siriで呼び出すための「Siriショートカット」


    Siriにリクエストするフレーズを登録することで、Siriから確実にアプリの機能を呼び出すことができます。
    iPhoneのロックを解除しておく必要がありますが、ホーム画面からでも、他のアプリを表示している状態でも、Siriにそのフレーズをリクエストすれば直接アプリが起動して、たとえばリアルタイムに文字認識してくれるモードになってくれます。

    設定するには、画面の最下行に配置されている「設定」タブを実行して、選択状態にします。
    「Siriショートカット」ボタンを実行します。
    次のアクションにフレーズを割り当てることができます。
    • ・すぐに読み上げを開始 インスタントテキスト」

    • ・書類を認識 スキャンテキスト」

    • ・PDFを読んで

    • ・画像を読んで

    • ・風景を説明する

    • ・色を検出する

    • ・バーコードをスキャンする

    • ・人をみつける

    • ・物をみつける


    たとえば「すぐに読み上げを開始インスタントテキスト」というアクションをSiriショートカットで利用できるようにしてみましょう。

    「すぐに読み上げを開始 インスタントテキスト」の箇所を実行します。
    テキストフィールドにはSiriにリクエストしたいフレーズをタイプします。
    デフォルトのフレーズのままでよい場合は編集する必要はありません。
    「完了」ボタンを実行しておきます。
    Siriにそのフレーズで話しかけて、そのアクションが実行されるかどうか確かめてみてください。
    声ではなく、タイプ入力でSiriにリクエストする設定にしている場合は、そのフレーズをタイプします。

    アクションの一覧が表示されている画面では、すでにSiriショートカットに追加されている項目の箇所を実行すると、フレーズの変更や、Siriショートカットから削除することができます。



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    ■6-2 ホーム画面からコンテクストメニューでアクションを呼び出す


    ホーム画面上でEnvision AIアプリのアイコンを1本指でダブルタップして実行すると、そのままアプリが起動します。
    そうではなく、コンテクストメニューを表示させて実行したいアクションを選んで開くことができます。

    ホーム画面でEnvision AIアプリのアイコンをフォーカスさせたら、1本指のダブルタップのジェスチャーではなく次の操作を行います。
    3D Touch対応のiPhoneであれば、画面を押し込みます。
    iOS 13において、3D Touchに対応していない端末の場合は、1本指でトリプルタップします。
    あるいは、1本指でダブルタップ&ホールドします。その場合は効果音や振動が確認できたら、指を画面から離します。ホールドの時間が長いと、約2秒ほど指をタッチしたままにしているとホーム画面の編集モードに切り替わってしまうので気を付けてください。

    コンテクストメニューが表示されたら、実行したい項目名を1本指でダブルタップします。すると、Envision AIはそのモードで起動します。


    設定するには、画面の最下行に配置されている「設定」タブを実行して、選択状態にします。
    「3D Touchショートカット」ボタンを実行します。

    現在コンテクストメニューに表示されるアクションの一覧と、追加できるアクションの一覧を確認できます。
    ここでは、メニューに表示させたいアクションの追加、削除、並べ替えの操作ができます。



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    ■7 関連情報


    第19回 iPhoneアプリ Envision AI - ニポラチャンネル YouTube
    https://www.youtube.com/watch?v=LhnecGgWWRY

    公式HP Envision - enabling vision for visually impaired
    https://www.letsenvision.com/

    公式Twitterアカウント Envision AI(@LetsEnvision)
    https://twitter.com/letsenvision

    「最高」と評価されたAndroidアプリ9種類をGoogle Play Awardが発表、パズルゲームからデザイン作成アプリまで - GIGAZINE
    https://gigazine.net/news/20190508-google-play-awards-2019/

    スマホカメラで見る世界 進む自立支援、視覚障害者向けアプリのいま (1/2) - ITmedia NEWS
    https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1806/15/news019.html

    アクセサリーの紹介 -- Envision AIアプリのチームが開発したスマートグラス「エンビジョングラス」 with iOS Voiceover
    http://voicei.seesaa.net/article/479620835.html?1611123444

    エンビジョングラスとビデオ通話する相手を協力者として登録する方法、協力者が使用するアプリ「Envision Ally」 with iOS VoiceOver
    http://voicei.seesaa.net/article/479620894.html?1611123727



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    posted by @voice_of_i at 15:00| Comment(0) | 生活に役立つアプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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