2021年11月10日

いつもの道をより安心して歩くために活用できる歩行ガイド録音アプリ「ナビレコ Version 2.10.5」 with iOS 15.1 VoiceOver

いつもの道をより安心して歩くために活用できる歩行ガイド録音アプリ「ナビレコ Version 2.10.5」 with iOS 15.1 VoiceOver: Voice of i -- 見えなくても使えるiPhone(ゲートウェイ)
http://voicei.seesaa.net/article/444802601.html?1591424651

このアプリは、iPhone 12 Pro, iOS 15.1のボイスオーバー環境で読み上げ操作を確認しています。
使用しているアプリのバージョンは2.10.5です。


視覚障害者の歩きを支援する目的で開発されたアプリです。
徒歩ナビゲーションの機能はありませんが、それとは違った便利さを提供してくれます。

「ナビレコ」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%8A%E3%83%93%E3%83%AC%E3%82%B3/id1150248156






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■1 はじめに


このアプリでは、出発地から目的地までのルートを記録することができ、ルートの記録中は音声メモを録音し続けてくれます。
記録したルートを歩く時には、音声メモがランドマークとして大きな助けになってくれます。

ルート内の場所をスポットとしてマーク付けすることができます。
歩いている時には、そのマークした位置で通知と音声メモが再生されます。
方角を見失った場合には、水平に持ったiPhoneをくるりと一周させることで、次のマーク位置の方角を振動で教えてくれます。

自分が歩きたい経路を事前に設定して、ランドマークは音声メモで確認しながら、安心して歩きましょう、そんなコンセプトのアプリです。

徒歩ナビゲーションのアプリはいくつもありますが、目的地までのルートはアプリが自動的に作成するものがほとんどです。
遠回りにはなるけれども安全な道を歩きたい、
なじみの店に立ち寄ってから帰宅したい、
このアプリでは、そんなユーザの都合に合わせたルートを作成できます。

また、普段歩き慣れた道であっても、
たとえば雨風が強くて周囲の音が聞こえにくい時、
隊長が悪くて感覚が鈍っている時、
視覚障害ユーザは方向を見失ってしまうことがあります。
そんな状況では大きな助けになってくれることでしょう。

ところで、ナビレコでは、ルートという表現の代わりに「ガイド」という表現を使用しています。


ガイドのデータは自分で作成することもできますし、他の人が作成したデータを取り込むこともできます。


開発元のアメディアのウェブサイトでは、アプリの使い方やYouTube動画が公開されています。

歩行ガイド録音アプリ「ナビレコ」">
http://www.amedia.co.jp/product/smartphone/app/navirec/index.html

歩行ガイド録音アプリ「ナビレコ」 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=bYjf4fzV8-0



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■2 トップ画面の構成
トップ画面は縦に四つのカテゴリーに分類されています。
画面の左上端に「ガイド選択」という項目を確認出来たら、ここがアプリのトップ画面となります。
また、画面の右上端には、
「使い方」ボタンと「設定」ボタンが配置されています。


  • __ガイド選択 見出し__

  • ・新規ガイドの録音を開始

  • ・録音保管箱

  • __ナビ広場 見出し__

  • ・ガイドを探す

  • ・ガイドをリクエストする

  • __ブックマークしたガイド 見出し__

  • __ダウンロードしたガイド 見出し__

  • ・現在地に近い順に並べ替え

  • __広告 見出し__





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■3 ガイドを作成してみよう


自分の歩きたい経路を登録してみましょう。
ナビレコでは録音モードと呼ばれています。

ところで、自分のよく使う経路を記録する場合、行きと帰りの二つのデータを作成しておく必要があります。

1. 出発地点で、
「新規ガイドの録音を開始」の箇所を1本指のダブルタップで実行します。
これで録音が始まります。
終着地点に向かって移動します。
 録音開始直後の5秒間はガイドの名前として目印になります。

2. 録音中の画面には「マークを付ける」ボタンだけが表示されています。
画面の最下行に配置されています。
1本指でダブルタップすると、マークが作成されます。
この時に場所の名前などを声に出せば、音声メモとして活用できます。
GPS情報も記録されます。

3. 録音を一時停止するには、
3本指の左スワイプを行います。
あるいは2本指のダブルタップでも同じ働きをします。

4. 「一時停止中」という見出しの画面に切り替わります。
総距離、録音時間、マークの数、ポイント数、GPSの制度などの値が表示されます。

5. 「録音完了」ボタンを実行するとガイド作成は終了し、ガイド選択画面に戻ります。
ボタンの位置は画面の右上端にある「設定」ボタンの下です。
 つづけて録音するには、画面の左上端にある「録音 戻る」ボタンを実行します。
スクラブのジェスチャーで「録音 戻る」ボタンを実行したことになります。

(メモ)

VoiceOverがオフの環境で録音を一時停止する操作は、画面の最下行で1本指の左スワイプです。



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■4 登録済みのガイドを利用して歩いてみる


作成したガイドを聞きながら、実際に歩いてみましょう。
ナビレコでは案内モードと呼ばれています。

1. 「ガイド選択」画面において、登録済みのガイド一覧の中から利用したいガイドの箇所を実行します。

2. ガイド情報が表示されます。
「案内を開始」ボタンを実行します。
ボタンの位置は画面の上部です。
あるいは3本指の右スワイプを行います。
 これで案内モードに切り替わります。

3. 終着地点に向かって歩き出します。
マークを付けた場所に来ると、効果音につづけて録音メモが再生されます。
直前に再生されたマーク位置の音声メモを再び聞くには、2本指のダブルタップです。
 iPhoneを水平に持った状態でくるりと東西南北を見回せば、次のマーク位置の方向をバイブレーションにより知ることができます。
次のマーク位置とは、出発地点から終着地点に向いて、次に設定した場所ということです。

4. 画面には一つのボタンだけが表示されています。
「停止」または「現在地」と読み上げられます。
ボタンだけが表示されています。
このボタンは「現在地」ボタンと名前が変わることがありますが、筆者はそれが変化するタイミングと気息性を把握できませんでした。
 iPhoneを縦に持った状態でこのボタンを実行すると、
次のマーク位置の情報を読み上げます。
iPhoneを水平に持った状態でこのボタンを実行すると、
端末が向いている方向に登録されているマーク位置の情報を読み上げます。

5. 手動で前後のマーク位置の音声メモを再生させることができます。
3本指の上スワイプで、前のマーク位置の音声メモを再生します。
3本指の下スワイプで、次のマーク位置の音声メモを再生します。
 再生中の音声を停止させるには、iPhone本体をシェークします。

6. ガイド案内を終了するには、
3本指の左スワイプ行ないます。
ガイド情報の画面に戻ります。


ところで、この画面は三つのモードに分かれており、案内モード、ガイド情報、再生モードです。
3本指の左右スワイプ、あるいは画面の最下行に表示されるタブ切り替えボタンで変更します。



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■5 登録済みのガイドの音声を再生させてみる


作成したガイドは一つの音声ファイルになっています。
それを再生させることで、
自分が歩いてみた経路にある音情報を確認できます。
また、自分がどんな風に歩いていたか、どれぐらいの時間がかかっていたのかを確認することもできます。

ナビレコでは再生モードと呼ばれています。
この再生モードでは、案内モードでは再生されることのない付録情報を聞くこともできます。これについては作成されたガイドに付録情報が記録されている必要があります。

1. 「ガイド選択」画面において、一覧の中から再生させたいガイドの箇所を実行します。

2. ガイド情報が表示されていますが、
「再生を開始」ボタンを実行します。
ボタンの位置は画面の上部です。

3. 出発地から目的地に向かって録音された音声が再生されます。
一時停止と再生の操作は、2本指のダブルタップで実行できます。

4. 主なボタン類は画面の下から2行目に配置されています。左から、
・前のマーク ボタン
・前のポイント ボタン
・再生 ボタン
・次のポイント ボタン
・次のマーク ボタン

5. ポイント移動は画面上のボタンを実行する代わりに、ジェスチャーを利用することができます。
3本指の上スワイプで、前のポイント位置の音声メモに移動。
3本指の下スワイプで、次のポイント位置の音声メモに移動します。

6. ガイド情報の画面に切り替えるには、3本指で右スワイプします。
また、スクラブすることで、ガイド選択画面に一気に戻ることができます。

7. 再生速度はガイド情報の画面で変更することができます。
画面の右上端にある「設定」ボタンを実行すると、
「再生速度」の項目が用意されています。



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■6 登録済みガイドのガイド情報画面について


登録済みのガイドの詳細情報画面では、そのガイドの名前として録音音声を挿入したり、テキストで名前を付けることができます。

画面の最下行には「削除」ボタンが配置されているので、そのガイドを削除することもできます。

「共有」ボタンを実行すれば、作成したガイドを他のユーザに送ることができます。

たとえば、メールで共有すると、"nav"という拡張子のファイルを添付して送信することになります。
データを取り込むには、
受け取った人がナビレコアプリをインストールしておくことが必要になります。
受信メールを開いて、添付ファイルの個所を実行し、次の画面ではメニューの中から
「ナビレコにコピー」を実行します。



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■7 設定画面について


「ガイド選択」画面や「ガイド情報」画面では、右上端に「設定」ボタンが配置されています。
ここを実行すると、設定メニューが表示されます。

iPhoneの持ち方を指定できたり、
振動で通知する方向、
効果音の確認などができます。



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■8 ナビ広場から作成済みのガイドデータを取り込む


ガイドのデータは自分で作成できますが、他の人が作成したデータを取り込むこともできます。
そうすることで、初めて出かける経路の情報を前もって確認することや、実際にその経路を歩く時に利用することができます。

信頼できる人にお願いして、通りのお店情報やランドマークをたくさん録音したガイドのデータを作成してもらえれば、ナビレコの活用範囲は広がることでしょう。
ガイドのデータは"nav"という拡張子の付いたファイルになっています。

メールに添付して送信してもらったり、ウェブサイトからダウンロードすることもできます。


開発元であるアメディアでは、ナビ広場というウェブサイトを公開しており、全国各地で作成されたガイドデータがダウンロードできるようになっています。

アメディア ナビ広場
https://navirec.amedia.co.jp/

多くのボランティアによってガイドデータの作成が行われているようです。
ナビエディットというWindowsソフトを使うことで、実際にルートを歩いて記録しなくても、地図データを利用してガイドデータを作成できるようです。
興味のある人は上記URLにアクセスしてみてください。


さて、このナビ広場で公開されているガイドデータは、ナビレコアプリの中でダウンロードできるようになっています。

「ガイド選択」の画面で、
「ガイドを探す」という箇所を実行します。
都道府県、カテゴリー、音声検索などの機能を利用してガイドデータを探し、ダウンロードすれば、登録済みのガイド一覧に表示されます。



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posted by @voice_of_i at 23:08| Comment(0) | 旅行・乗り換え関連のアプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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