2021年09月02日

Accessory: 音声アシスタントに対応している多機能なネットワークスピーカー「Sonos One (Gen 2)」 with iOS VoiceOver

iPhone 12 Pro, iOS 14.7のVoiceOver環境で読み上げ操作を確認しています。s

高音質のネットワークスピーカーとしてアメリカでは人気のSonos社ですが、音声アシスタントに対応している製品がいくつか販売されています。
ここでは、Sonos One (Gen 2 第二世代)について紹介します。



Amazon.co.jp: Sonos ソノス One ワン Wireless Speaker ワイヤレススピーカー Amazon
https://amzn.to/2V3p5Rm

Sonos社の製品はiOSアプリで設定や楽曲を選んでの再生が可能で、アプリはVoiceOverに完全対応していることもあり、海外の視覚障害者にも人気のオーティオメーカーとなっています。

製品のセットアップやカスタマイズをするiOS向けアプリは二つリリースされていますが、2020年6月8日にS2とネーミングされたアプリがリリースされました。
今後の新しいサービスを利用できるアプリとなっています。

「Sonos」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/sonos/id1488977981

以前のアプリも引き続きダウンロードできるようになっており、新しいサービスには非対応の旧製品のカスタマイズができます。

「Sonos S1 Controller」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/sonos%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9/id293523031

また、WindowsやMacOS向けのアプリもリリースされており、イコライザー調整や楽曲の再生コントロールなどはスクリーンリーダー操作で可能です。

ダウンロード | Sonos
https://support.sonos.com/s/downloads?language=ja






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■1 Sonos Oneの特徴


Sonos製品は複数の種類のスピーカーを組み合わせることで、
  • ステレオサウンド

  • マルチルームミュージック(別の部屋で同じ音楽を同じタイミングで再生させることができる機能)

  • サラウンド環境

を構築できます。

スピーカーは本体の前側にあるので360度に音を拡散するタイプではありません。また、モノラルスピーカーとなります。

専用アプリを使うことで、登録した音楽配信サービスの楽曲を指定して再生することができます。

AirPlay 2対応なので、iOSやMacOSからのメディア音声をWi-Fi接続で再生するのには便利です。

音声アシスタントはAmazon AlexaとGoogle アシスタントのどちらかを選べるようになっていますが、日本ではAmazon Alexaにのみ対応しています。
一部の国や地域ではGoogle アシスタントを利用できますが、2021年8月末現在、日本では利用できません。

Amazon Alexaについては、
  • Echoシリーズのスピーカーなどと組み合わせてマルチルーム再生はできない

  • Alexaコール、Alexaの通話機能には対応していない

などのように、Amazon純正のEchoシリーズとまったく同じ機能が利用できるわけではないようです。

また、iOSやAndroidなどのスマートフォン向けアプリだけでなく、WindowsやMacOSにもアプリがリリースされているので、多くの環境で音楽の再生コントロールが可能です。
スクリーンリーダーに対応しているので、視覚障害者にとってはたいへん都合のよい製品であると言えます。

Wi-Fiネットワークに接続させる時に気をつけることとしては、2.4GHzに対応しており、5GHzにはつながりません。



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■2 製品の仕様


One | Sonos(ソノス)公式オンラインストア
https://www.sonos.com/ja-jp/shop/one.html

ワイヤレス接続
802.11b/g/nに対応。
802.11nのみのネットワーク構成には非対応。

電源
自動切換100〜240V、50〜60 Hz 1A AC 汎用入力。

寸法(高さ x 幅 x 奥行き)
6.36 x 4.69 x 4.69 インチ
161.45 x 119.7 X 119.7 mm

重量
4.08 lb
1.85 kg

動作温度
32o〜104oF
0o〜40oC

保管温度
-4o〜158oF
(-20o〜70oC)

Sonosユーザーガイド
https://www.sonos.com/support/ja/sonos-user-guide/index.html#t=sonos-user-guide%2Fsonos-one%2Fsonos-one.htm



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■3 本体の形状とボタンの位置


四角柱のデザインで、正面がスピーカー、背面がコネクタ類、天面にはタッチセンサーとなっています。
360度に音を拡散するタイプのスピーカーではありません。

本体の背面には、
上がWi-Fi接続ボタン(リセット時にも使用)
下がイーサネットポート
があります。
電源コネクタは本体の底面にあります。

天面にはタッチセンサーがあり、
・音量のアップダウン
・曲スキップ
・再生、一時停止
・マイクのミュート
・音声アシスタントの呼び出し
などができます。

また、天面には指で触って識別できるマークが2箇所あります。
中央部から後ろに向けて指を滑らせると、短い横長の切れ込みがあります。
横長の切れ込みからさらに背面に指を滑らせると、小さな点を触れることができます。
タッチセンサーを操作する時の目安になります。



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■4 セットアップ作業


Sonosアプリを使ってセットアップ作業を進めていきましょう。
Sonosアプリの初期設定や使い方については、別の記事で紹介しています。
すでにSonos製品を使用しているのであれば、Sonos Oneを新しい製品として追加するだけなので、登録作業は簡単です。

Sonosのネットワークスピーカーをカスタマイズするコンパニオンアプリ「Sonos S2」 with iOS VoiceOver: Voice_of_i 見えなくても使えるiPhone(ゲートウェイ)
https://voicei.seesaa.net/article/483167997.html?1630298962

製品の電源ケーブルをつなぎます。電源ボタンはないので、自動的に製品の電源はオンになります。

Sonosアプリを開くと、自動的に製品が検出されるかもしれません。
その場合は、
「接続する」ボタンを実行して、登録の手続きを進めていくことができます。

手動で追加登録する場合には、
Sonosアプリの「設定」タブを選択状態にして、
「システム」ボタンを実行し、
「製品を追加する」ボタンを実行して、登録の手続きを進めていきます。

1. しばらくすると、自動検出された製品名が表示されます。
「追加する」ボタンを実行します。

2. メッセージが表示されたら、Sonos One本体背面の「接続」ボタン、丸井くぼんだボタンを1回押します。
Sonos One本体からチャイム音がなり、しばらく待ちます。

3. Sonos製品をWi-Fiに接続するための画面が表示されます。
iPhoneが繋がっているWi-Fiネットワーク名が表示され、そのネットワーク用のパスワード入力欄が表示されます。
パスワードをタイプして
「接続」ボタンを実行します。
あるいは、別のネットワークを選択することもできます。

4. しばらく待ちます。
製品がWi-Fiネットワークに追加されると、設置場所の部屋名を指定する画面が表示されます。
ピッカー操作で選択状態にして、
「続ける」ボタンを実行します。
あるいは、
「新しい設置場所」ボタンを実行して、テキストフィールドに好みの名前をタイプすることもできます。

5. 製品のファームウェアの新しいバージョンが公開されていると、メッセージが表示されます。
「アップデート」ボタンを実行することで更新できます。

6. アップデートが完了すると、Sonos One本体から音がなります。
アプリでは
「完了」ボタンを実行します。


これでセットアップ作業は終了です。
この状態ではAmazon alexaなどの音声アシスタントを使用することはできません。
SonosアプリやAirPlay2経由で音楽を再生することができます。

音声アシスタントや音楽配信サービスを追加するには、アプリを使用します。

■3 Alexaを利用可能にする - Sonosのネットワークスピーカーをカスタマイズするコンパニオンアプリ「Sonos S2」 with iOS VoiceOver
https://voicei.seesaa.net/article/483167997.html#index3



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■5 タッチセンサーを操作する


本体の天面はタッチセンサーとなっていて、音量の変更や曲スキップなどができます。
タッチ操作は1本指で行います。
操作したことのフィードバックとしてビープ音が聞こえます。

●音量アップ
右側を1回タップ。
長押しすると、押している間は音量が大きくなっていきます。

●音量ダウン
左側を1回タップ。
長押しすると、押している間は音量が小さくなっていきます。

●曲の一時停止と再生
中央部から手前にかけての箇所を1回タップします。

●別の部屋で再生中の音楽に切り替える(グループ化)
中央部から手前にかけての箇所を長押しします。

●次の曲へスキップ
中央部で左端から右端に向けてスワイプします。
ビープ音は「ポ ポ パッ」と三つ聞こえます。

●前の曲へスキップ
中央部で右端から左端に向けてスワイプします。
ビープ音は「ペ ペ ポ」と三つ聞こえます。

●マイクのオンとオフ
後ろの箇所を1回タッチするごとに、マイクのオンとオフが切り替わります。
オンになるときのビープ音は「ポ パ」と、2回目のビープ音は高めの音です。
オフになるときは逆に「パ ポ」と、2回目のビープ音は低めです。
天面の中央部から後ろに向けて指を滑らせると二つの箇所を識別できます。横長の切れ込みと小さな点がありますが、小さな点よりも後ろの箇所をタッチするようにすると反応してくれやすいです。

●音声アシスタントの呼び出し
後ろの箇所を長押しします。
マイクがオフのときにも呼び出すことができます。



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■6 グループ再生


Sonosアプリを使えばグループ再生の指定をすることができますが、One本体のタッチ操作だけでも同じようなことができます。

他のSonos製品で再生中の音楽を、One本体でもグループ再生させることができます。

他の製品で音楽が再生されている時に、One本体の再生/停止の箇所を1秒ほど長押しします。天面の中央部から手前にかけての箇所です。
これにより、One本体からも同じ音楽が再生されます。

グループ再生中に再び再生ボタンの箇所を1秒ほど長押しします。
他のグループ製品では再生が継続していても、One本体での再生は停止します。

再びOne本体をグループ再生の一つに加えるためには、再生の箇所を1秒ほど長押しします。



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■7 本体をリセットする


Sonos Oneをリセットするには、

1. 電源ケーブルを抜きます。

2. 電源ケーブルをつないで、背面のWi-Fi接続ボタンを押し続けます。約10秒。
接続ボタンから指を離して、1回クリックします。チャイムの音が聞こえたら、リセットされてセットアップできる状態です。



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■8 関連情報



Accessory: Alexaに対応している多機能なネットワークスピーカー、サウンドバータイプの「Sonos Beam」 with iOS VoiceOver
http://voicei.seesaa.net/article/475576144.html?1591946972

Accessory: 音声アシスタントに対応しているポータブルで多機能なネットワークスピーカー「Sonos Roam」 with iOS VoiceOver
https://voicei.seesaa.net/article/483198636.html?1630469551



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posted by @voice_of_i at 14:10| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする