2020年02月16日

視覚障碍者向けに開発されている星空探索アプリ「Astreos」 ベータテスター募集中 with iOS VoiceOver

このアプリはiPhone XS, iOS 13.3.1のVoiceOver環境で読み上げ操作を確認しています。

使用しているアプリはベータ版です。


iPhoneで指し示した空の向こうにある星座や星の名前を教えてくれるアプリです。
また、それぞれの詳細情報を閲覧することもできます。

輪っかのある土星などをMagnify modeで表示させると、リングの箇所は振動と読み上げ音声で確認できるようになっています。
この機能は今のところ面白味を感じませんが、今後は星の輪郭などを確認できるようになるのであれば楽しめるかもしれません。

ベータ版のテスターを募集しているので、興味のある人は登録してみてはいかがでしょうか?

Astreosはオーストラリアで開発されているアプリで、英語によるメニュー表示と音声読み上げがあり、日本語には対応していません。
ベータ版として提供されており、公式HPから名前とメールアドレスを登録することで、招待メールが届きます。
TestFlightアプリ経由のインストールになります。

Astreos
https://www.oseyeris.com/astreos


アプリの名前の由来は、
Astraeus 星空の神
Eos 曙の神
ギリシア神話にちなんでいるそうです。


ちなみに、このアプリの開発チームはサンフランシスコ・ライトハウスが毎年主催しているHolman Prizeの受賞者です。
この賞は視覚障碍者向けのサービスや製品開発に対して、25,000ドルを授与するもの。
世界中のだれもが応募できる賞なので、日本からの受賞者もいつかは現れるかもしれませんね。

Announcing the 2019 Holman Prizewinners - LightHouse for the Blind and Visually Impaired
https://lighthouse-sf.org/2019/07/11/announcing-the-2019-holman-prizewinners/







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■1 空を見回すモード「Viewport」


アプリを開くとViewportというモードの画面になっており、iPhoneの上端の部分を向けた方角にある星や星座の名前を読み上げてくれます。
読み上げ音声はアプリ内蔵の英語音声で、VoiceOverの声とは別になります。

特定の星や星座をクローズアップ表示したり詳細情報を表示させるには、次の手順となります。

  • 1. クローズアップ表示したい星や星座の名前の読み上げが確認できたら1本指でダブルタップします。
    たとえば、「Equuleus」(小馬座)という読み上げが聞こえたらiPhoneをその位置から動かさないようにして1本指のダブルタップをしてみます。


  • 2. 「Magnifying」という読み上げが聞こえてBGMが流れ、画面にクローズアップ表示されます。
    この時、画面上を指でタッチして滑らせていくと、リングなどの特徴的なものが表示されていれば、音声と振動で伝えてくれます。
    一つ前の画面に戻るには、1本指のダブルタップを行います。


  • 3. クローズアップ表示されている画面から詳細情報を表示させるには、2本指の上スワイプを行います。
    「Processing」という音声につづいて、文字情報が表示されます。
    詳細情報が見つからないこともあります。
    一つ前の画面に戻るには、「Close」ボタンを実行します。
    ボタンの位置は画面の右端です。


  • 4. クローズアップ表示された画面に戻ります。
    最初のViewportの画面に戻るには、1本指のダブルタップを行います。
    「Resigning」という音声につづいて、画面が切り替わります。




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■2 名前から星を選ぶ「Object modes」


直接表示したい星や星座を指定することができます。

Viewportの画面で、2本指の上スワイプを行います。
「Object modes」という音声につづいて、星のリストが表示されます。
ここでは、画面の右半分にカテゴリーが、右半分には選択状態のカテゴリーに含まれている星や星座の名前が一覧表示されます。
また、画面の左上には検索フィールドがありますが、現在のバージョンではVoiceOver環境ではソフトウェアキーボードからの文字入力はうまくいかないようです。



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■2-1 カテゴリーを選ぶ


カテゴリーの名前はアプリ内蔵の音声が読み上げます。
また、VoiceOverのジェスチャーで項目移動はできません。
画面に指をタッチしたまま滑らせて、目的の項目名が読み上げられたら指を離します。

Planet
Satellite
Black hole
などのカテゴリーが用意されています。



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■2-2 星や物体を選ぶ


画面の左半分に表示される星や星座などのリストはVoiceOverの声で読み上げます。
また、1本指の左スワイプや右スワイプで項目移動することができます。

  • 1. 表示させたい項目があれば、1本指のダブルタップを行います。
    「Loaded」という音声につづいて画面が切り替わります。
    ここには何が表示されているのか筆者はわかりません。


  • 2. 1本指のダブルタップを行うと、「Magnifying」という音声につづいて、クローズアップ表示されます。


  • 3. 詳細情報を表示させるには、2本指で上スワイプを行います。


  • 4. 一つ前の画面に戻るには、「Close」ボタンを実行します。
    ボタンの位置は画面の右端です。


  • 5. クローズアップ表示された画面に戻ります。
    最初のViewportの画面に戻るには、1本指のダブルタップを行います。
    「Resigning」という音声につづいて、画面が切り替わります。




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■3 関連情報


公式HP
Astreos
https://www.oseyeris.com/astreos

Eyes On Success with hosts Peter and Nancy Torpey (2006 Astreos Stargazing App (Feb. 5, 2020))
http://podcast.EyesOnSuccess.net/eos_2006-astreos-stargazing-app-feb-5-2020_podcast.mp3

Yuma Decaux ? Holman Prize
https://holman.lighthouse-sf.org/2019-yuma-decaux/



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posted by @voice_of_i at 23:44| Comment(0) | あると便利なアプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする