2026年01月12日

ベータ版アプリの紹介: AIを活用したナビゲーションアプリ「Navis」 with iOS VoiceOver and Android TalkBack

オランダの開発チームTouchpulseはナビゲーションアプリのNavisのオープンベータ版をリリースしました。
2025年6月からクローズドベータとして提供されていたアプリです。

iOS Users
https://testflight.apple.com/join/gmzNGcUb

Android Users
https://play.google.com/store/apps/details?id=nl.touchpulse.navis

AIとやり取りしながら目的地を目指していこうというナビゲーションアプリです。
周囲のスポットをカメラで検出することで、制度を挙げた徒歩ナビを実現しようとしています。

メニュー表示は英語、対応言語には日本語は含まれていません。
いちおう会話のやり取りで「日本語で話して」などとリクエストすれば日本語で答えてくれます。

目的地までのナビゲーションを開始するには、

1. トップ画面の左下端にある「Navigation」を選択状態にします。

2. 目的地を入力するには「Search here」と読み上げられるテキストフィールドを開いて文字入力します。
日本語にも対応しています。
3. 声で目的地を入力する場合、
「Call Navis」ボタンを実行します。

3-1. 声でのやり取りを始めると、メッセージが再生された後でユーザの声を聞き取る状態になります。このときVoiceOverの音量は小さくなります。
話終わったら
「Tap when you're done speaking」 (話終わったよ)ボタンを実行します。
これによりユーザの声が送信されます。

3-2. Navisが答えを返してきます。
もしNavisのしゃべりを中断したければ、
「Tap to interrupt and speak」 (中断)ボタンを実行します。

3-3. 声でのやり取りは3-1.と3-2.の操作を繰り返します。

3-5. その他のボタンは
「Navis assistant call」ボタン Navisのメッセージをもう一度再生
「End assistant call」ボタン Navisとのやり取りを終了

4. 目的地の検索結果が一つだった場合、そのままナビゲーションを始めます。
複数の検索候補が見つかった場合、目的の場所を実行します。


■開発者がPodcastにゲスト出演されておられました



Episode 266, Meet the Devs of Navis from Touchpulse: Blind Android Users Podcast – Apple Podcasts
https://podcasts.apple.com/gb/podcast/episode-266-meet-the-devs-of-navis-from-touchpulse/id1545781495?i=1000744627321


蒸気のエピソードをNotebookLMにアップロードして、要約と音声解説させてみました。

Blind Android Users Podcast - Episode 266, Meet the Devs of Navis from Touchpulse.mp3 - NotebookLM
https://notebooklm.google.com/notebook/ca68a1a6-4b0f-4eb6-9951-1f2a353166bf

概要は、
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このソースは、視覚障害者向けのナビゲーションアプリNavviceを開発するTouchpulse社の共同創設者をゲストに迎えた、Blind Android Users Podcastのエピソード内容を書き起こしたものです。開発者のWilliam氏は、AI技術とスマートフォンのカメラを活用し、従来のGPSでは困難だった正確な方向指示や「ドア・ツー・ドア」の案内を実現する仕組みについて詳しく解説しています。番組内では、音声アシスタントによるルート設定や、将来的な有人サポート体制の構築、低視力者向けのインターフェース改善についても議論されています。このポッドキャストは、開発初期段階にあるアプリの機能や今後の展望をユーザーに直接伝える貴重な情報源となっています。
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posted by @voice_of_i at 16:06| Comment(0) | 話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年01月07日

やって来たTalkBack 16.2 -- やっとできた音声文字入力の開始と停止をジェスチャで実行 with Android TalkBack

Pixel 10, Android 16の環境で読み上げ操作を確認しています。

TalkBack 16.2がようやく届きました。
すでに海外のPodcastでは報告されていましたが、文字入力画面での音声読み上げの開始と停止の操作をジェスチャで行えるようになりました。
Gboard限定かもしれませんが、2本指ダブルタップで聞き取りの開始、2本指のダブルタップで聞き取りの停止を行えます。

また、これまでスプリットタップは文字入力において利用できていましたが、アプリを開くときやボタンのオン・オフなどの操作時にも利用できるようになりました。

iOS VoiceOverでは初期のころから実装されていましたが、
Androidではどうしてこれまで利用させてくれなかったんだろうと不思議ではありますが、
ありがたいことであります。


こちらはTalkBack 16.2とは関係ありませんが、個人的に気に入っているジェスチャはカメラアプリ上での2本指下スワイプ、
これはカメラで見える映像を説明してくれる機能です。
いつからこの機能が利用できるようになっていたのかはわからないのですが、もしかしたらPixelだけで利用できる機能なのかもしれません。
とりあえず手軽な操作で詳しく説明してくれます。
TalkBackの「画像の説明」とは別の機能みたいです。

「画像の説明」はオフラインでも機能するのですが、カメラアプリでの2本指下スワイプはオンラインである必要があります。

ちなみにカメラコーチを利用しているとこの2本指下スワイプは利用できません。


複数新機能!「Android ユーザー補助設定ツール」v16.2配信 – Jetstream 2026年1月5日
https://jetstream.blog/2026/01/05/android-accessibility-suite-v16-2-release/

Androidのアクセシビリティ機能が強化、非対応アプリのダークテーマ化など - ケータイ Watch 2025年12月6日 10:00
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/2069137.html


posted by @voice_of_i at 00:20| Comment(0) | Android関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年01月04日

写真とビデオにVoiceOver向けの説明文、もしくはキャプションをつけて管理しよう with iOS VoiceOver

iPhone 17 Pro, iOS 26.2のVoiceOver環境で読み上げ操作を確認しています。

 iPhoneで撮影した写真やビデオはiPhone本体に保存されます。写真ライブラリ、あるいはカメラロールと表現される場所に記録されています。閲覧するには写真アプリを開きます。もし撮影した画像が一覧表示されていなければ画面左下端にある「ライブラリ」タブが選択状態になっていることを確認してください。
 デフォルトでは、撮影日の古いものから新しい写真とビデオの順に並んでいます。
 写真なのかビデオなのか、画像の種類の違いはVoiceOverの読み上げで確認できます。また、撮影日と時間も確認できます。何が映っているのかを知りたいときには、VoiceOver認識の「画像を説明」をオンにすることで簡単な情報を得ることができます。
 写真を管理するには保存されている写真とビデオに対して手動で説明文を追加しておくのが便利です。ここでは、画像にキャプションを付ける、VoiceOver用の説明テキストを追加する手順について紹介します。





__________目次の先頭へもどる__________

■1 写真に画像の説明を追加する


 ここではVoiceOverで読み上げさせるための説明文を追加する手順について紹介します。写真を一覧表示している画面でVoiceOverがその画像の説明文を読み上げてくれるので、見つけたい写真を探すのに役立ちます。
 ただし、この説明文は写真には追加できますが、ビデオには追加できません。

1. 名前を付けたい写真の箇所を1本指ダブルタップして写真をフルスクリーン表示させます。

2. 最下行にある「編集」ボタンを1本指ダブルタップします。このボタンを見つけるには、まず左下端にある「共有」ボタンを見つけてから1本指右スワイプを繰り返してみましょう。

3. 「マークアップ」ボタンを1本指ダブルタップします。画面の右上端の近くに配置されています。まず右上端の「その他」ボタンを見つけてから1本指左スワイプしましょう。

4. 「追加」ボタンを1本指ダブルタップします。画面の右下端に配置されています。

5. 「画像の説明」の箇所を1本指ダブルタップします。

6. テキストフィールドに説明文を入力したら「Done 完了」ボタンを1本指ダブルタップします。画面の右上端に配置されています。

7. 「完了」ボタンを1本指ダブルタップします。画面の右上端に配置されています。

8. 「完了」ボタンを1本指ダブルタップします。画面の右上端に配置されています。

9. 一つ前の画面に戻ると写真を一覧表示します。ここで追加した説明文が読み上げられるかどうかを確認しておきましょう。



__________目次の先頭へもどる__________

■2 写真にキャプションを埋め込む


 前述した写真の説明文はVoiceOverで読み上げさせるためのものです。それとは別にキャプションとして説明文を追加することもでき、Windows環境でも確認できるようになります。写真だけでなくビデオにもキャプションを追加することができます。また、写真アプリの検索機能を利用することでキャプションの内容から目的の写真を探すことにも役立ちます。
 ビデオのキャプションについて、Windows環境で閲覧すると、英語は問題なく表示されますが、日本語は文字化けします()2026年1月現在)。
 Windows環境でキャプションを確認するには、画像データのプロパティを開き、「詳細」タブの画面を表示します。タブキーで項目のリストに移動すると上または下カーソルで項目を移動できますが、写真では「タイトル」、ビデオでは「コメント」の項目内にキャプションが表示されます。Windows環境ではそれらの項目に文字の入力や編集ができます。

 では、キャプションを追加してみましょう。先ほどと同じく写真アプリを開いて「ライブラリ」タブを選択状態にします。

1. 名前を付けたい写真の箇所を1本指ダブルタップして写真をフルスクリーン表示させます。

2. 最下行にある「情報」ボタンを1本指ダブルタップします。このボタンを見つけるには、まず左下端にある「共有」ボタンを見つけてから1本指右スワイプを繰り返してみましょう。情報の画面に切り替わったら4.に進んでください。

3. もし「情報」タブを見つけられなければ、ローター・カテゴリのアクションメニューを利用できます。画面中央にタッチして「写真」あるいは「ビデオ」という読み上げを確認したら、1本指で下スワイプします。
「詳細を表示」の箇所で1本指ダブルタップします。

4. 「キャプションを追加」のテキストフィールドに説明文を入力したら「完了」ボタンを1本指ダブルタップします。画面の右上端に配置されています。

5. これでキャプションが追加されました。スクラブのジェスチャや戻るボタンで二つ前の画面、つまり写真一覧の画面に戻ってみましょう

6. 追加したキャプションはVoiceOverが自動的に読み上げてくれません。ローター操作を利用する必要があります。まず目的の写真の箇所で反時計回りのローター操作を1回行い「その他のコンテンツ」という項目に合わせます。1本指の下スワイプか上スワイプを行うと、その写真の詳細情報を読み上げます。追加されたキャプションの内容も確認できます。



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posted by @voice_of_i at 15:33| Comment(0) | 豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年01月03日

Google Geminiに動画を分析してもらおう with iOS VoiceOver

iPhone 17 Pro, iOS 26.2のVoiceOver環境で読み上げ操作を確認しています。

 Google Geminiではアップロードに対応しているファイルの中に動画であるMP4も含まれています。
 写真を生成AIに分析してもらうことについては、画像の見えない視覚障害ユーザにとってかなり役立つ機能であり、写真との付き合い方を大きく変えてくれました。
 ビデオの分析についてもいくつかのアプリやサービスで可能になっていますが、Google Geminiを利用するのがたいへん都合がよいと感じています。
 これから新しく録画するビデオはもちろんのこと、これまでに保存してあるビデオが手元にあれば、ぜひお試しください。思い出に浸るのもよし、新しい発見を楽しむのもよし!


Google Geminiアプリ - App Store
https://apps.apple.com/jp/app/google-gemini/id6477489729

Google Gemini - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.bard&hl=ja

Google Gemini
https://gemini.google.com/app


 ここではiOSアプリを利用した手順を紹介します。

1. 画面の左下端にある「添付ファイルを追加」ボタンを実行します。

2. ファイルを選択する方法を選びます。
  • ・ファイル

  • ・写真

  • ・カメラ

 すでにiPhoneで録画されたビデオであればカメラロールの一覧を表示させるために「写真」ボタンを実行します。

3. 写真とビデオが一覧表示されます。アップロードしたいビデオの箇所を実行して選択状態にします。
画面の右上端にある「完了」ボタンを実行するとアップロードが始まります。

4. テキストフィールドにプロンプト、質問を入力します。
たとえば「動画の内容を説明して。視覚障害者向けに」などです。

5. 「質問を送信」ボタンを実行します。

6. 答えが画面に表示されます。
もしGeminiの声で読み上げさせたい場合は、
「回答を読み上げる」ボタンを実行します。
読み始めるまでに少し時間がかかるかもしれません。・

 さらに追加の質問を続ければ求めている答えに近づくことでしょう。
 回答の内容はコピーや共有することができます。
 削除するには画面の右上端にある「その他のオプション」ボタンを実行して、メニューの中から「削除」を実行します。
 履歴を確認するには画面の左上端にある「サイドバー」ボタンを実行します。それまでの質問が一覧表示されます。その箇所を実行すれば回答の内容を確認できます。また、質問の箇所で1本指の下スワイプか上スワイプを行うと、削除などのメニューを選ぶことができます。



■関連情報
 iPhoneで録画したビデオをアップロードするとGeminiでは認識してくれないかもしれません。それは動画のフォーマットの問題です。MP4形式のファイルに変換することで解決します。

iPhoneで録画するビデオのフォーマットをMP4に変更する、既存のMOVファイルをMP4に変換する with iOS VoiceOver: Voice_of_i #見えなくても使えるiPhone
https://voicei.seesaa.net/article/519618897.html?1767366624

posted by @voice_of_i at 01:00| Comment(0) | 生活に役立つアプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

iPhoneで録画するビデオのフォーマットをMP4に変更する、既存のMOVファイルをMP4に変換する with iOS VoiceOver

iPhone 17 Pro, iOS 26.2のVoiceOver環境で読み上げ操作を確認しています。

iPhoneでビデオを録画するとその拡張子はMOVになります。
この形式だと再生できないプレイヤーがあったり、またGeminiで動画の分析をさせようとしても認識してくれません。

なので、Geminiに動画を分析してもらうためには、予め録画ファイルの形式をMP4に変更しておくと都合がよいです。
すでにMOV形式で録画したファイルについてはアプリなどを利用してMP4に変換することもできます。

Google Geminiに動画を分析してもらおう with iOS VoiceOver: Voice_of_i #見えなくても使えるiPhone
https://voicei.seesaa.net/article/519619138.html?1767369619





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■1 iPhoneの設定アプリでフォーマットを指定する


 iPhoneの設定アプリを開いて、「カメラ」に進み、
「フォーマット」ボタンを実行します。
  • ・高効率

  • ・互換性優先

 ここでは、「互換性優先」の箇所を実行して選択状態にします。

 次に録音モードも変更しておきます。
 iPhoneの設定アプリを開いて、「カメラ」に進み、
「サウンド収録」ボタンを実行します。
  • ・空間オーディオ

  • ・ステレオ

  • ・モノ

 空間オーディオが選択されていれば、ステレオかモノに変更しておきます。


 ビデオのフォーマットについて、
 「高効率」は、ファイルの拡張子はMOV。ビデオコーデックはH.265, HEVC。特徴は、ストレージを節約しながら高品質の動画を撮影できます。
 互換性優先では、ファイルの拡張子はMP4。ビデオコーデックはH.264。特徴は、古いデバイスや編集ソフトとの互換性を重視する場合に適しています。



__________目次の先頭へもどる__________

■2 ウェブサービスでMP4に変換する


 既存のMOVファイルをオンラインサービスを利用してMP4に変換することもできます。
 ここではSafariで次のウェブサイトにアクセスします。
Online Video Converter - 動画を MP4, AVI, MPEG, FLV, 3GP, MKV, h264 または h265 に変換
https://video-converter.com/ja/
 手順としては、ファイルをアップロード、変換形式を選択、変換操作、変換されたファイルのダウンロードという流れです。

1. 「ファイルを選択」の箇所を実行します。

2. メニューの中から動画ファイルの選択方法を選びます。
  • ・写真ライブラリ

  • ・写真またはビデオを撮る

  • ・ファイルを選択

 すでにiPhoneで録画されたファイルはカメラロールに保存されているので、その場合は「写真ライブラリ」を実行します。
 一覧表示されたファイルの中から目的のビデオを選択状態にして「完了」ボタンを実行します。しばらく待っていると最初の画面に切り替わります。

3. 変換したいフォーマットの中から「MP4」の箇所を実行します。

4. 「変換」の箇所を実行します。

5. 変換が終了したら「ダウンロード」の箇所を実行します。
確認のメッセージが表示されるので「ダウンロード」ボタンを実行します。

6. ファイルはダウンロード先として指定されているフォルダに保存されます。

7. 保存先がわからない場合は、次の手順で確認してください。
Safariの画面に表示されている「ページメニュー」ボタンを実行します。
URLや検索キーワードを入力するテキストフィールドの右横に配置されています。

8. メニューの中から「ダウンロード」ボタンを実行します。

9. 直前にダウンロードされたファイルの名前が表示されます。
そのファイル名の箇所で1本指の下スワイプを繰り返し
「ダウンロードを表示」の箇所を実行します。

10. ファイルアプリが開き、ダウンロード先に指定されているフォルダ内のファイルが一覧表示されます。



■3 Windows環境でアプリを利用して変換


 Windows 11パソコンでスクリーンリーダー操作に慣れている人であれば、動画ファイルをiPhoneから転送させて変換の操作するのは楽に感じるかもしれません。ウェブサービスやアプリなど、使いやすいものを見つけてください。
 ここでは「VLC media player」を利用した手順について紹介します。

1. Altキーでメニューを開き、上カーソルか下カーソルで「変換/保存」に移動してエンター。

2. タブキーで「追加」に移動してエンター。

3. ファイルを選択。

4. タブキーで「変換/保存」に移動してエンター。

5. タブキーで変換したい形式を指定できるリスト項目に移動します。ここでは上カーソルか下カーソルで指定できます。
ここでは「H.264 MP3 / MP4」を選びます。

6. タブキーで「開始」ボタンに移動してエンター。

これで拡張子がMP4のファイルに変換されました。



__________目次の先頭へもどる__________


posted by @voice_of_i at 00:10| Comment(0) | 豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする