2017年11月27日

iOS 11.1: VoiceOver環境のiPhone Xに加わった新しい操作方法、ジェスチャーとサイドボタンの利用について

iPhone XとiOS 11.1のVoiceOver環境で、読み上げ操作を確認しています。

2017年11月に発売されたiPhone Xですが、ホームボタンがなくなりました。

これまでホームボタンをクリックして行っていた操作内容は、他の方法で実行できるようになっています。

画面サイズは5.8インチですが、6点の点字入力では5点までしか認識されませんでした。







■1 iPhone Xのボタンの位置と持ち方


本体には四つのボタンが付いています。


「表側」
すべてがディスプレイになっています。
タッチ操作できます。

アプリを開くと、画面の下端にはホームインジケーターという横線が表示されます。


「左側の側面」
三つのボタンがあり、上からサイレントスイッチ、音量アップ、音量ダウンです。
サイレントスイッチはレバー式になっていて、主で側から裏側にスライドするとサイレントモード、マナーモードになります。


「下側の側面」
中央にある切れ込みはLightening(ライトニング)コネクタで、ここにはパソコンとの接続や充電するためのケーブルを差し込めます。


「右側の側面」
サイドボタンがあり、スリープモード、画面ロックする時に利用します。
クリックの回数、長押し、音量ボタンとの組み合わせで、他の機能が実行できるようになっています。
他のモデルのiPhoneではスリーブボタンと呼ばれていましたが、ボタンの役割がiPhone Xでは増えていいるので名将が変更されました。


「カメラの位置」
背面に二つ、表面に一つあります。
背面カメラはiSight(アイサイト)カメラと呼ばれ、前面カメラはFaceTime(フェィスタイム)カメラと呼ばれています。
背面にはLEDライトも配置されています。
後ろ側のカメラは手触りでその場所を確認できます。

前側のカメラは受話口の近くです。


通常の持ち方はディスプレイを正面に向けてホームボタンが下にくるように縦に持ちます。
iPhoneでは画面を縦向きと横向きのどちらでも表示させることができます。アプリによっては縦向きか横向きに固定される場合もありますが、多くのアプリでは本体を横向きにすれば自動的に横表示に切り替わります。最初のうちは縦にして使い慣れるとよいでしょう。



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■2 サイドボタンの働き


様々な目的で利用できるようになっています。


  • 1. 電源をオンにする
    サイドボタンを2秒ほど長く押します。



  • 2. 電源をオフにする。
    サイドボタンと音量ボタンを長く押していると、画面には
    「スライドで電源オフ」
    というアイコンが表示されるので、その箇所を1本指でダブルタップします。

    音量ボタンはどちらを押してもかまいません。



  • 3. 画面ロック
    サイドボタンを1回クリックします。



  • 4. 本体を強制再起動する。
    音量アップを1回クリック、つづけて音量ダウンを1回クリック、次にサイドボタンを8秒ほど長く押し続けます。



  • 5. Siriの起動
    サイドボタンを長く押しているとSiriが起動します。



  • 6. アクセシビリティショートカット
    サイドボタンを3回クリックします。
    これまではホームボタンの3回クリックでした。



  • 7. スクリーンショット
    サイドボタンと音量アップボタンを同時に1回クリックします。



  • 8. Apple Payの支払い画面を表示
    サイドボタンを2回クリックします。

    App Storeからアプリをインストールする時、Face IDで認証する場面でもサイドボタンの2回クリックです。



  • 9. 緊急SOSの画面を表示
    電源をオフにする手順と同じです。
    サイドボタンと音量ボタンを長く押していると、画面には
    「緊急SOS」
    というアイコンが表示されるので、その箇所を1本指でダブルタップします。

    また、サイドボタンを5回クリックすることでも緊急SOS電話をかけることができます。
    設定アプリを開いて、「緊急SOS」、「5回クリックでも作動」をオンにしておく必要があります。




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■3 画面の下端から1本指で上スワイプ


ホーム画面の表示とアップスイッチャーを表示する時に利用します。
画面の下端にタッチして、1回のハプティックフィードバックを確認してから実行します。
VoiceOverがオフの環境でも同じ操作法となります。


  • 1. ホーム画面の表示
    画面の下端から1本指で上スワイプします。
    1回目のハプティックフィードバック(振動)を確認したら指を離します。



  • 2. アップスイッチャーの表示
    画面の下端から1本指で上スワイプします。
    1回目のハプティックフィードバック(振動)を確認したら、そのまま指を上スワイプします。
    2回目の振動を確認したら指を離します。

    3D Touchをオンにしている環境では、画面の左端を3D Touchすることでもアップスイッチャーは表示されます。



  • 3. 簡易アクセス、画面の上半分を引き下ろして表示
    画面の下端から1本指で上スワイプします。
    1回目のハプティックフィードバック(振動)を確認したら、素早く指を下スワイプします。




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■4 画面の上端から1本指で下スワイプ


コントロールセンターの表示と、通知を表示する時に利用します。
画面の上端にタッチして、1回のハプティックフィードバックを確認してから実行します。


  • 1. コントロールセンターの表示
    画面の上端から1本指で下スワイプします。
    1回目のハプティックフィードバック(振動)を確認したら指を離します。

    VoiceOverがオフの環境では、画面の右上端から1本指で下スワイプします。

    VoiceOverのジェスチャーである、
    「ステータスバーにタッチしてから3本指で上スワイプ」
    この方法も利用できます。



  • 2. 通知の表示
    画面の上端から1本指で下スワイプします。
    1回目のハプティックフィードバック(振動)を確認したら、そのまま指を下スワイプします。
    2回目の振動を確認したら指を離します。

    VoiceOverがオフの環境では、右上端以外から1本指で下スワイプとなります。

    VoiceOverのジェスチャーである、
    「ステータスバーにタッチしてから3本指で下スワイプ」
    この方法も利用できます。




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■5 参考情報



iPhone X での直感的なジェスチャ - iPhone ユーザガイド
https://help.apple.com/iphone/11/#/iphfdf164cac

iPhone X のスリープを解除する/ロックを解除する - iPhone ユーザガイド
https://help.apple.com/iphone/11/#/iph0e5ab7007

緊急電話 - iPhone ユーザガイド
https://help.apple.com/iphone/11/#/iph3c99374c

New VoiceOver Gestures with the iPhone X | Paths to Technology | Perkins eLearning
http://www.perkinselearning.org/technology/posts/new-voiceover-gestures-iphone-x

Applevisが公開しているPodcast番組です。
AppleVis podcast on the iPhone X here.
https://www.applevis.com/sites/default/files/podcasts/AppleVisPodcast1100.mp3

Hadley Instituteが公開しているビデオです。
Resources: Instructional Videos - Hadley Institute for the Blind and Visually Impaired
https://hadley.edu/PlayVideo.asp?vid=140


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posted by @voice_of_i at 22:55| Comment(0) | ジェスチャーについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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