2016年10月14日

iOS 10のスピーチ機能、単語の読み方を自由に登録できる「読みかた」

ここで紹介している内容は、iOS 10 VoiceOver ジェスチャー解説からの抜粋となります。

iOS 10 VoiceOver ジェスチャー解説: Voice Of i -- 見えなくても使えるiPhone
http://voicei-gestures.seesaa.net/article/450748487.html





■19-3 単語の読みかたを登録する


iOS 10からは単語の読み上げ方を自由に登録できる機能が加わりました。
文書を音声読み上げさせていて困ることは、人名や地名など、間違えた読みかたで発音されてしまうことです。
これまではその単語の読みかた、発音をユーザが編集することはできませんでした。

新しい読みかたとして登録された単語は、VoiceOverがオンの時の読み上げでも反映されますし、オフの状態でスピーチ機能による読み上げの時にも反映されます。
また、同じアカウントでiCloudにサインインしているデバイスでは、登録した単語の読みが共有されます。


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■19-3-1 新しい単語の読みかたを登録する

設定アプリを開いて、「一般」→「アクセシビリティ」→「VoiceOver」→「スピーチ」→「読みかた」を実行します。
あるいは、
設定アプリを開いて、「一般」→「アクセシビリティ」→「スピーチ」→「読みかた」を実行します。
どちらの場所で操作しても同じ結果になります。

「読かた」を開くと、登録済みの単語が一覧表示されます。

画面の右上端には「追加」補団があり、ここを実行します。

二つのテキストフィールドが表示されていますが、
「語句」のフィールドには読みかたを変更したい単語を入力します。
「代替候補」のフィールドには発音してほしい読みかたを入力します。

画面の右上端にある「再生」ボタンを実行すると、代替候補に入力した発音で読み上げを確認することができます。

その他にも指定できる項目があるので必要であれば編集します。


「言語」
この新しい読みかたを反映させたい言語を選ぶことができます。
一つの言語だけでなく複数の言語を選択することもできますし、すべての言語を選択することもできます。


「声」
iOS内蔵の音声エンジンには複数の種類がありますが、特定の声を指定している時だけ登録した読みかたで発音してほしいと思った場合に利用します。
「すべて」を選んでおくこともできます。


「大文字/小文字を区別しない」のオン・オフ


「すべてのAppに適用」のボタン
すべてのアプリの画面で登録した読みかたを反映させたい時は、この箇所はオンにしておきます。

特定のアプリの画面だけで登録した読みかたで発音させたい時には、この箇所を実行します。
すると、アプリの一覧が表示されるので、目的のアプリを選択状態にします。
複数のアプリを選択することができます。


単語の追加画面に語句と代替候補が入力されていれば、これで新しい単語の読みが登録されたことになります。
念のために画面左上端の「戻る」ボタンを実行して、登録済み単語が一覧表示される画面で確認しておくとよいでしょう。


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■19-3-2 登録済みの単語を編集する

登録済みの単語が一覧表示されている画面で操作します。

登録済みの単語の読みかたを変更したり、読み上げを反映させるアプリの種類を変更したい場合は、その登録済みの単語の箇所を実行します。
すると、新しい単語を追加したのと同じ画面に切り替わります。
必要な項目を編集できるわけです。


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■19-3-3 登録済みの単語を削除する

登録済みの単語が一覧表示されている画面で操作します。

削除したい単語の箇所で1本指の上スワイプか下スワイプを行います。
「削除」と「アクティベート」を実行できるようになっていますが、「削除」と読み上げられた後に1本指でダブルタップ、実行します。
これでその単語の情報は削除されます。

もし1本指の上下スワイプで「削除」の項目が読み上げられない場合は、ローターのジェスチャーで「アクション」のカテゴリーに合わせてから試してください。


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■19-3-4 読みかたを登録できる単語、できない単語

この「読みかた」の機能で登録できる語句には制限があります。
それは一つの単語だけしか登録できないということです。

英語であればそれぞれの単語が独立しているのでわかりやすいのですが、日本語ではどの部分を単語と見なしているのかわかりにくいのです。

たとえば「東京都」という文字列を語句のフィールドに入力し、代替候補をには「とうきょうふ」と入力します。
しかし、これでは読みかたが反映されません。
iOSでは「東京都」という文字列を一つの単語として見なしていないからです。

語句のフィールドには「東京」と入力すると、読みかたが反映されます。

このように日本語の読みかたを登録する場合には注意が必要です。
VoiceOverをオンにしている環境では、ローター・カテゴリーを「単語」に合わせて1本指の下スワイプか上スワイプをすることで、単語単位に読み上げさせることができます。
これにより、どの部分を単語とみなしているのかを確認することができるでしょう。



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posted by @voice_of_i at 01:20| Comment(0) | 豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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